『マイ・ルーム』(原題: "Marvin's Room")は、戯曲『マーヴィンの部屋』を映画化した作品。介護の問題、姉妹の確執、白血病といった重いテーマを扱いながら、どこかユーモア漂うヒューマン・ドラマとなっており、ダイアン・キートンがアカデミー主演女優賞にノミネートされた。日本では『マイ・ライフ』『マイ・フレンド・フォーエバー』『マイ・フレンド・メモリー』のマイ~シリーズの一部としてマイ・ルームとタイトルが付いた。すべてのストーリーの関連性はない。美容師のリーはレーサーだった夫と離婚後、女手ひとつで2人の子どもを育てている。ある日、もうすぐ18歳で反抗期の長男ハンクが家を放火して全焼。住む家を失ったリーは次男チャーリーと少年院(病院と呼んでいる)から一時保釈されたハンクを連れて、20年ぶりに家族そろってフロリダの実家へ。ベッシーは寝たきりで痴呆状態の父マーヴィンと叔母ルースの面倒をみて、結婚もしていない。そんな家族を見捨て、家出したリーとの間には複雑な感情がある。母を嫌い、反抗的だったハンクだが、ベッシーの誠実な優しさに次第に心を開いていく。骨髄移植の検査を受けることを拒否していたが、主治医のウォーリー医師の検査で母と弟が不適合だと知り、自分も検査を受ける。リーはベッシーとハンクの信頼関係に嫉妬を感じ、姉妹はお互いの感情をぶつけあうが、やがて打ち解ける。ベッシーは自分の初恋を語り、リーは姉のかつらを洒落た髪形にカットした。一家はディズニー・ワールドへ。リーは感情に任せて、いつまでも母より父を慕うハンクに、父親があなたを虐待したことが離婚の理由だったと明かす。ベッシーが発作に襲われて吐血。その晩、ハンクはベッシーに置き手紙を残して家出。母の自分ではなく、姉に宛てられた息子の手紙を見たリーは姉に心配をかけまいと手紙を隠す。ハンクが戻ってきた。「黙っていなくならないように」と注意すると「分かった」という。医師のウォーリーから電話があり、残念ながらハンクも不適合と告げた。死の不安を越えて和解した家族は父の部屋に集まる。ベッシーは父を喜ばせるためにいつもやっているように、太陽を鏡に反射させ壁に光を舞わせる。その光の中で、家族は新しい絆を見つけていく。※括弧内は日本語吹替
出典:wikipedia
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