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類聚名義抄

類聚名義抄(るいじゅみょうぎしょう)は、11世紀末から12世紀頃に日本で成立した、漢字を引くための辞書(字書)。「仏」「法」「僧」の3部に分かれる。編者は明らかでないが、法相宗の学僧とみられる。略称、名義抄。「るいじゅうみょうぎしょう」の読みは誤り。今日伝わる主な本は次の通りである。そのほか、改編本系に属する蓮成院本(転写本は宮内庁書陵部蔵)、西念寺本(転写本は関西大学蔵)があるが、いずれも零本である。図書寮本では、漢字を字形ごとに並べて掲出し、反切(発音)・用例・和訓・和音などを多くは出典つきで記す。さらに、和訓のアクセントを点(声点)の位置によって示す場合も多い。たとえば、とある項目では、「洌」という漢字について、まず、「玉(ごく)に云ふ」と、『玉篇』の説を引用する。「力折反」は反切で、「力」の声母と「折」の韻母を合わせた発音であると示す。「寒皃。潔也。」は「寒い様子。潔い。」という字義説明である。「イサキヨシ」は和訓で、『周易』の訓にあることを示すものとみられる。さらに「イサキヨシ」の「イサ」の左上に声点が打ってある。図書寮本の成立した当時、「いさぎよし」の「いさ」の部分を高く発音したことが分かる。観智院本では項目・和訓などが増補された代わりに出典が省略されている。たとえば、「洌」では、のように、反切の直下に和訓が5つ並んでいる(「ハ下シ」は「はげし」)。「イサキヨシ」の「イサ」の左上に声点があり、また、「ハ下シ」の「ハ下」の左下に声点がある。観智院本の書写された当時、「はげし」の「はげ」は低く発音したことが分かる。このように、本書は種々の情報を盛り込んだ詳しい字書であるため、資料的価値が非常に高い。日本語学の分野では、平安時代末期・鎌倉時代の語彙や、単語のアクセントを知る上で貴重な資料となっている。

出典:wikipedia

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