「3月9日」(さんがつここのか)は、日本のロックバンド、レミオロメンの2nd(通算3枚目)シングル。2004年3月9日発売。発売元はビクターエンタテインメント内レーベル・SPEEDSTAR RECORDS。ここでは「KitKat CDパック」第4弾としてキットカットとともに同梱されたCD「3月9日/パラダイム」についても記述する。全曲 作詞・作曲:藤巻亮太、編曲:レミオロメン・小林武史メジャー2ndシングル「3月9日」のミュージックビデオは映像作家の森淳一が制作した。物語は、これまでの生活・人への別れと新しい生活への旅立ちのひとつである卒業式と結婚式当日を舞台に構成され進行していく。映像作品として一般発売されていないため、手に入れることはできないが、YouTubeの公式チャンネルにてミュージックビデオのショートバージョンが公開されている。なお、4thシングル「モラトリアム」から9thシングル「茜空」にかけてはミュージックビデオが初回限定盤にCD-EXTRAないしDVD-Videoとして収録・販売されている。リリースから6年後の2010年、レミオロメン結成10周年記念に発刊された別冊カドカワによると、2003年頃、レミオロメン側から映像作家の森淳一に対し、メンバーが出演しないドラマ仕立てのミュージックビデオをつくってほしいと制作依頼がされた。森は上述の楽曲制作背景を聞いて「男女の恋愛や結婚式をそのまま描くのではなく(中略)結婚式を絡ませながらも"姉妹"の話にしました。」と回想している。また、主演の堀北真希はオーディションで選ばれたという。当時彼女はデビュー1年ほどの15歳であり、まだ有名ではなかった。最終候補2人に絞られたのち、決め手になったのは妹が姉を思う気持ちを強く出せる彼女の目力だった。撮影は通常よりも長い4-5日かけて行われた。同誌の堀北によると披露宴を最初から最後までそのまま通しで行い、会場も料理も手紙の朗読も実際のそれとまったく同じだったという。姉から妹への手紙の朗読の場面では感動して本当に泣いたと振り返っている。堀北が民生用ビデオカメラをもち撮影されたカットも多く使用された。また、ところどころで歌詞とリンクしたシーンを織り交ぜながら、人は決してひとりではなく、多くの人に囲まれ、支えられ、繋がりあい、分かち合いながら生きていることを映像にしている。堀北はこのミュージックビデオ出演以来、プライベートでもレミオロメンの楽曲を聴くようになり、「3月9日」以外では2006年発表の「傘クラゲ」(作詞:藤巻亮太、作曲:前田啓介、編曲:レミオロメン・小林武史)が気に入っており特に好きといい、カラオケでもよく歌うとインタビュアーに尋ねられる前に自分から語っている。その一方でこの「3月9日」はカラオケ機種によってはその曲のミュージックビデオが流れるため、自身が画面に映るのが恥ずかしくて自分からは進んで歌えないと明かした。リリースから11年後の2015年8月22日、堀北真希は結婚を発表した。産経スポーツの報道によれば、池田鉄洋はリリースからちょうど10年後の2014年3月9日に婚姻届を提出した。妻がこのミュージックビデオを気に入っており、結婚記念日にしたいと希望したという。「3月9日/パラダイム」(さんがつここのか/パラダイム)は、日本のロックバンド、レミオロメンのシングル。2007年3月5日発売。この作品は「KitKat CDパック」第4弾として、キットカットとともに同梱されたCDである。いわゆる付録CDで、この作品がこのタイトルで単独で商品化されている訳ではないが、A面曲「3月9日」は形式的には再発盤にあたる。シングルとはいうものの、それも収録曲2曲という形式的なことからであるので、特に「○○th(通算○○枚目)シングル」という数え方はしない。限定50万枚での販売。2007年1月12日から「パラダイム」が「キットカット」CMソングとしてO.A.された。菓子に付属のCDという特殊な流通のため、オリコンチャートにはランクインしていないが、テレビ東京『JAPAN COUNTDOWN』の2007年3月17日放送分チャートで13位を記録し、その後TOP40内に6週間ランクインしていた。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。