幻海(げんかい)は、漫画およびそれを原作としたアニメと映画『幽☆遊☆白書』に登場する架空の人物。担当声優は京田尚子、少女時代の担当声優は林原めぐみ。人体に宿る霊力を活用する武術「霊光波動拳」の高名な使い手で、浦飯幽助の師匠。桑原和真と同じく霊力を操る人間。70歳前後の様子で、生涯独身。厳格で覇気も凄まじいが、思いやりもある人物。若返った時は幽助たちを始め、人間を憎む妖怪たちですら見惚れる程の美女だった。視力は6.0で、読唇術を心得ている。流行ものには結構敏感らしく、TVゲームが得意(本人いわく「伊達に暇人をやっていない」、アニメでは「伊達に年を取って無いよ」)。後継者選考でも、業務用ゲーム機のような霊力測定機を使用(従来の業務用ゲーム機同様に100円を入れないと使用することはできない)。他にも趣味で多数の筐体を自宅に置いている。弟子の幽助を罵倒・一喝することも多いが、師弟の絆は強く、幽助を導いていった。霊光波動拳の後継者を決めるために開催した選考会で、後の弟子である幽助、暗黒武術会のチームメイトとなる桑原と出会う。すでに死期が近く選考会を勝ち残った幽助を後継者に指名し、霊力の使用法を叩き込んだ。幽助が自主的ではなかったこともあり、最初の修行期間は一ヶ月で終わる。暗黒武術会に向けての2度目の修行の際は幽助が打倒戸愚呂を決意して自主的に望んだ為、幻海も以前より厳しく指導した(アニメ版では2度目の修行のシーンも描かれた)暗黒武術会に浦飯チームの一員として出場した際は、霊波動で若返った上から覆面を被り、覆面戦士として活動(本人曰く「自身の命を狙っている妖怪たちに、自分の存在を見せたくなかったため」)成長途上の幽助らを助け、出場した試合には全て勝利している(2回戦の変則タッグマッチ、準決勝の死々若丸戦および美しい魔闘家鈴木戦)。準決勝を前に幽助に正体を明かし、霊光玉を継承させた。霊光玉を作り出したことで自身の霊力を大幅に消耗し、霊波動による若返りができなくなり、死々若丸との戦いで覆面を切り裂かれて素顔を晒され、2回戦とは異なる老いた表情が露わになったことで観客から「死刑」と野次を飛ばされるが、戸愚呂の説明で、自身が幻海であることを会場にいる全員に知られる。かつて、50年前に開催された暗黒武術会にゲストとして、戸愚呂たちと共に出場して優勝。その時の望みは「二度と大会に呼ばれないこと」戸愚呂弟とは恋人未満な関係だったようだが、大会後に戸愚呂弟が妖怪化したことで袂を分かつ。暗黒武術会の決勝前、幽助に霊光波動拳の奥義を伝承。戸愚呂弟と50年を経て再戦を果たすが力及ばず敗北・戦死した。しかし、戸愚呂から「浦飯チームが優勝したときの願いは幻海の復活だろう」と助言を受けたコエンマの手で亡骸は冷凍保存され、優勝した浦飯チームの願いという形で復活を果たす。その後は幽助たちや人間たちの霊障問題、さらには妖怪たちの相談役を続け、魔界の扉事件においても人間たちに起きた異変を察知し、相談役として大きく助力していた。魔界大戦においては蔵馬の依頼を受けて、酎、鈴駒、凍矢、陣、死々若丸、鈴木の6人を指導し、彼らを成長させた。魔界統一後に起きた審判の門事件直後に天寿を全うして逝去。葬儀は幽助たちの手で行われ、遺言状には「自宅周辺の広大な山林を人間と妖怪が共存できるような場所にしてほしい」という内容が記されていた。アニメでは最終回の時点でも生存しており、遺言については、訪ねてきた桑原たちに直接伝えた。基本的に幽助と同じ技も使えるが、さらに様々な技が使える。戸愚呂弟をもってして「対妖気の技術戦で勝つのは至難」と言わしめている。霊力を高めると細胞が活性化し、一時的に若かった頃(本人いわく、肉体の全盛期たる20歳前後)の姿に戻ることができる。霊力を使った技は強力。なお、霊光玉を受け入れるため肉体的にも人間としては凄まじく鍛えあげられており、弱いレベルの妖怪であれば霊力を使わずに叩き伏せることができる。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。