アレキサンドリア・ミートは、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』およびその続編『キン肉マンII世』に登場する架空の人物。作中ではミート君と呼ばれることが多い。同作に多数登場する、人間を遥かに超える能力を持つ超人」の一人であり、正義超人に属する。初登場は、第1次怪獣退治編「キン肉星からの使者の巻」。キン肉星シュラスコ族出身の少年で、2 - 3頭身ほどの小柄な体格に、大きな眼鏡が特徴。額にはにくの文字がある。当初はキン肉星からの使者として、地球に残されたキン肉星の王子であるキン肉スグル(キン肉マン)を迎えにやってきた。その後はお目付け役として地球でキン肉マンと同居し、世話係を務める。初期には二人で一緒になって暴れることも多かった。乳児の頃にキン肉真弓(キン肉大王)から優秀な頭脳を買われ、王子(スグル)のお目付け役として望まれた。ミートの両親は一度は断ったが、正義のためと言われ仕方なく差し出し、キン肉王家にもらわれていった過去がある。このことはミート本人には伝わっておらず、「両親は亡くなり、孤児院で大王に目をつけられ王家にもらわれていった」と教えられていた。美人の長姉ミディアム・レアーと、ブスな次姉カルビ・レバーがいる。『キン肉マンII世』においては設定変更され、2人ともアレキサンドリア姓となっている。『キン肉マン』の28年後を描いた続編『キン肉マンII世』では、超人保存装置に入っていたため変わらぬ姿で登場。スグルに引き続きその息子・キン肉万太郎の世話係を務めることになる。アニメではナチグロンと共にツッコミ役として立ち回り、ハンマーを振り回してツッコミを行うなど過激な描写もあった。顔を大きくして「なぁにバカなことやってるんですかっ!!」とキン肉マンを一喝するのが日常となっている。唯一ナチグロンに対しては敬語を使わず、相棒や友達のような関係となってキン肉マンのお目付け役として互いに苦労を分かち合っている状態。当初の名前はキン肉ミート。『キン肉マン』ではキン肉族出身と設定されているため、胸には同族の証であるKINマークがある。ゆでたまごによるとキン肉マンが漫才のボケ役で、相方のツッコミ役として作ったのが最初であるといい、話を転がすのに不可欠の存在であると語る。キン肉星からの使者として、地球に残されたキン肉マンを迎えに現われる。帰ることを拒否するキン肉マンに対し、カプセル超人・ゴーリキとのプロレス勝負で勝つことを条件に突きつけるものの、キン肉マンは勝ってしまう。牛丼で釣り、キン肉星を占拠したキング・トーンと戦わせるものの、キン肉マンが敗れ地球に帰還する。その後はキン肉マンと同居し、彼やアメリカの超人・テリーマンと共に、地球に現われる怪獣と戦ったり、住江幼稚園の保母・二階堂マリに可愛いがられるなどの日々を過ごす。超人オリンピック以降は、キン肉マンのセコンドとして活動する。7人の悪魔超人編では、冒頭でバッファローマンのハリケーン・ミキサーにより、身体を7つ(頭、胴体、腰、両腕、両脚)にバラバラにされ、人質にとられる。10日間に設定されたタイムリミットの中、ミートを救うために7人の悪魔超人との対抗戦が行われた。キン肉マンと彼に味方するアイドル超人たち(テリーマン、ロビンマスク、ウォーズマン、ブロッケンJr.、ウルフマン(リキシマン)、モンゴルマン)の活躍で身体のパーツが奪還され、蘇生する。黄金のマスク編では、悪魔六騎士による超人パワー減少から逃れ、キン肉マンのセコンドとして活動する。キン肉星王位争奪編ではキン肉マンが真の王位継承者であることを支持し、キン肉マンに従いキン肉星王位争奪サバイバル・マッチに参加。1回戦に熊本城で行われたキン肉マンマリポーサ率いる飛翔チームとの戦いで、ミートは初めてリングに上がり直接戦うことになる。体格やパワーの小ささ、実戦経験のなさから侮られていたが、長年に渡り一流の超人たちのファイトを間近で見ていたミートは彼らの動きを再現するような戦いぶりで、飛翔チーム中堅のミキサー大帝を相手に奮闘。追い詰められながらもバックドロップでミキサー大帝を粉砕し勝ち星を挙げた。ダメージを受けたまま続戦し、飛翔チーム副将のキング・ザ・100トンの技で吹き飛ばされ天井に激突するところを、駆けつけたテリーマンとロビンマスクに助けられた。テリーマンに100トン戦を託しリングを下りる。2回戦の姫路城で行われたキン肉マンゼブラ率いる技巧チーム戦では、キン肉マンたちを回復させるため先鋒に志願。技巧チーム先鋒ザ・マンリキと戦うが苦戦を強いられ、ダウンしたところを超人墓場へ通じる門へ投げ込まれそうになる。しかしその時、超人墓場より生還したウォーズマンが現れ、選手交代となる。ミートは病院に搬送された。決勝戦の大阪城で行われたキン肉マンスーパー・フェニックス率いる知性チームとの戦いでは、負傷欠場したテリーマンに代わり中堅に選抜。先鋒のキン肉マン対サタンクロス戦で、サタンクロスの卑劣なやり方に我慢できず乱入しようとするが、サタンクロスの忍法・魔界沼に沈んでしまう。それを見たサタンクロスの本体・サムソンに助けられ、病院へ搬送される。その後は現大王・キン肉真弓の特命を受け、キン肉星第8超人病院へ行き、運命の王子達の心臓のレントゲン写真を取って来るが知性チームに捕まる。最後はフェニックスの拘束から脱出し、キン肉マンの王位継承を見届けた。1996年に描かれた読み切り作品『マッスル・リターンズ』(キン肉マンの王位継承から5年後の設定)では、青年姿のミートが登場している。後に出たコンビニコミックスなどに収録された際には、青年姿のミートの部分は全てジェロニモに描き直されており、ミートは登場しない。初登場は、d・M・p編『万太郎、地球へ旅立つ!』。地球に再び危機が訪れることを予見したミートは、キン肉ハウスにて自らの身体を冷凍保存し、30余年の永い眠りについていた。その予見が当たり、地球は悪行超人の危機に晒される。ヘラクレス・ファクトリーを卒業し地球に派遣されたキン肉マンの息子・キン肉万太郎の手により目覚めさせられた。以後、万太郎を「II世」と呼んで万太郎に仕え、再び正義超人の頭脳として働くこととなる。 『火事場のクソ力修練編』にて前述の生い立ちが明かされる。ノーリスペクト最後の一人ボーン・コールドによって、ようやく出会えた実父ミンチを目の前で惨殺され、危機に陥ることもあった。『超人オリンピック ザ・レザレクション』では、最終予選「二人三脚でZEI ZEI!」でロシアのロボ超人・イリューヒンによって強制的に(アニメでは抽選により)パートナーにされる。ミートはイリューヒンにアドバイスに送り予選を突破。イリューヒンは握手を求めるが、手を払いのけた。準決勝第2試合のイリューヒン対ケビンマスク戦では、スカイキューブ・リングから投げ落とされたイリューヒンを受け止めて救うが、その衝撃でアキレス腱断裂と全身打撲の重傷を負い、万太郎のセコンドにつけなくなってしまう。その後、ガゼルマン、チェック・メイトの助けにより病院から決勝戦会場へ駆けつけるものの、一足遅く万太郎はケビンマスクに敗北。大会が終了して1ヶ月後、万太郎は失踪してしまう。なお、アニメ版ではすんでのところで間に合い、万太郎に逆転のアドバイスを与えている。万太郎がいなくなった後、ミートは度々自分が切断される悪夢にうなされ始める。突如現われたジェネラル・パラストにバッファローマンと共に赴いた際、万太郎の幻影を見せられたミートはパラストに近づいたところを悪魔の種子により身体を6つ(頭、胴体と腰、両腕、両脚)にバラバラにされ、恐怖の将への貢物とされそうになる。駆けつけた万太郎と悪行超人しか通れないパラストのゲートバリヤーを通過したケビンマスクらアイドル超人軍が奮闘、デーモン・ウゥームにて行われた最終戦にて全てのパーツが取り戻され、無事生還する。アメリカで放映されたアニメ『キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE』および『キン肉マンII世 ULTIMATE MUSCLE2』では「刺青に見えるものはすべてNG」という理由で額の「にく」の字は消されている(これは原作でも扉絵でネタにされた)。また、女性声優が演じた日本版とは異なり、成人男性が声優を務めている。作者いわく「ダミ声のオッサン」。1983年へタイムスリップした時間超人を追うため、タイムワープの原理を解析。彼らの残したエキゾチック物質を探索させ、時空船製作の指揮を執る。ミート自身は対消滅の危険があるため時空船には同行できず、自分の記憶や知識を記録した眼鏡を過去のミートに渡すことを頼んだ。当初、伝説超人と同様に20世紀ミートも万太郎ら新世代超人を敵対視していたが、先述の眼鏡により21世紀ミートと頭脳を同化させる。キン肉マンに事実を伝えても信じてもらえず見捨てられ、それ以降は未来の正義超人だと信用されない新世代超人をサポートする。後に万太郎を自分の息子だと信じてくれたキン肉マンと和解する。二人のミートの違いは万太郎の呼び方であり、21世紀ミートは「II世」、20世紀ミートは「万太郎さん」と呼ぶ。第1話「悪行超人プリプリマンを撃て!!」より登場。本編同様万太郎のお目付役となるが、作中では万太郎より早く登場し、冷凍睡眠などについては言及されていない。d・M・pのアジトである迷宮の手(ダンジョン・ハンド)を偵察していた際、サンシャインに捕まり人質にされるも、万太郎らの手により助けられる。絵画は苦手と明かされる。
出典:wikipedia
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