岡山市立市民病院(おかやましりつしみんびょういん)は、岡山県岡山市北区にある医療機関。岡山市が100%出資する「地方独立行政法人岡山市立総合医療センター」が運営する病院である。1936年(昭和11年)4月、天瀬診療所を解消し、岡山市立市民病院として開設(一般病床45床)。1959年(昭和34年)9月に総合病院岡山市立市民病院へ名称変更。1966年(昭和41年)11月に市立産院を吸収、1980年(昭和55年)4月には半田分院(結核病床216床)を統合、2003年(平成15年)9月に396床となる。1987年(昭和62年)から赤字であり、その額は年最大10億円となった。岡山市は2000年度に病院事業管理者を設置し地方公営企業法を全部適用し、高度医療の導入や積極的に急患を受け入れることで黒字化を計った。その結果、2003年(平成15年)度は黒字化したが、それでも80億円を超える累積赤字が残った。外部から招いた医師による経営で黒字を達成したが、その成功報酬は2001年(平成13年)度分が8300万円、2002年(平成14年)度分が7400万円と巨額であり、市民オンブズマンおかやまが岡山市を相手取って訴訟を起こした(岡山市病院事業管理者成功報酬返還訴訟)。2008年(平成20年)8月8日、最高裁判所は上告を棄却し、支払い差し止めを命じた1審・2審判決が確定した。2014年(平成26年)4月、岡山市と別人格を有する法人として「地方独立行政法人岡山市立総合医療センター」に移行される。正式な病院名が、岡山市立市民病院とされる。2015年(平成27年)5月7日に北区北長瀬表町に新築・移転して開院した。この新病院は2階部分に北長瀬駅と直結する通路が整備された。(場所は旧国鉄岡山操車場跡地)
出典:wikipedia
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