美利河駅(ぴりかえき)は、北海道(檜山支庁)瀬棚郡今金町にあった日本国有鉄道(国鉄)瀬棚線の駅(廃駅)である。電報略号はヒリ。瀬棚線の廃線に伴い1987年(昭和62年)3月16日に廃駅となった。廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の北側(瀬棚方面に向かって右手側)に存在した。無人駅となっていた。有人駅時代の駅舎は改築され、函館本線東森駅とほぼ同型の赤い屋根の三角柱型の建物となっていた。駅舎は構内の北側に位置しホームに接していた。当駅の所在する地名より。地名は、アイヌ語の「ピリカ・ベツ」(美しい川)に由来する。2000年(平成12年)時点で空地となっている。2010年(平成22年)時点では空地と、一部が道路に転用されており、鉄道関連の遺構は何も無い。2011年(平成23年)時点では道路改良工事の資材置き場となっていた。また、駅の東側には美利河峠を貫通した山瀬トンネルの坑口があり、2000年(平成12年)時点では三角屋根を有する坑門部分が残存していたが、2010年(平成22年)時点では道路改良工事により埋め立てられていた。国縫方面に進むと塞がれた山瀬トンネルの近くに慰霊碑が存在する。理由は、トンネル建設の際に強制労働が行われたためである。
出典:wikipedia
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