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ビグロ

ビグロ (BYGRO) は、アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する架空の兵器。ジオン公国軍の宇宙用量産型モビルアーマー (MA) である。機体色は緑を基調とする。本項では派生機体についても記載する。宇宙戦用に最初に実用化されたMA。推進器に2基の熱核ロケットエンジンを用いたことで機動性が非常に高くなり、Gに耐性のある者でなければパイロットになれないほどの高速を発揮する。この機体特性のため、一撃離脱戦法を得意とする。また、武装も充実しており、幅広の本体に接近戦用のクローアーム2基を装備している。このクローはモビルスーツ (MS) を捕らえる事ができるほど大きく、Gファイター(Gブルイージー)をつかんだ時は同機のガンダムシールドに穴があいた。またビグロ後期型をそのまま流用したビグ・ラングでは、ボールを捕まえて投擲した事もある。そのほか、計8基のミサイルランチャーやメガ粒子砲を装備し、火力は高い。メガ粒子砲はクチバシ状の装甲で保護され、発射時のみ露出する。後期型は出力と推力が向上した他、ガトリング砲の追加やクローを大型多目的マニピュレーター換装した上、腕の関節を増やすなど若干の改修がなされている。。膠着した戦局の打開と拠点防衛という観点から、単独での攻撃力の大きさと、防衛戦兵器としての効力が見込まれ生産、実戦配備された。しかし、MAの常として死角が多いため白兵戦に持ち込まれると意外に弱く(しかし、高速で移動する本機をMSで捕捉し、白兵戦に持ち込むことはきわめて困難である)、また生産コストも高価であり、対艦戦用に少数が生産されたに留まっている。グラナダで試作テストを行い、4月から生産が開始されたというが、実戦テストが行われたのはジャブロー戦が終わった11月下旬である。生産数については12機あるいは14機とする説があり、または17機が実戦配備されたという説もある。そのうちの数機は次期MA開発のためテストタイプとしてYMA-06等の仮ナンバーが与えられ、グラナダでの各種実験に用いられた。 MAへのサイコミュ搭載プランの一環でサイコミュの搭載も検討していたが、加速性能の低下が原因で候補から外されている。量産型についてはゲルググ用のビームライフルも使用可能とする説があるがこれも定かではない。メカニックデザインは、富野喜幸のラフ画を元に大河原邦男が行った。TV版『機動戦士ガンダム』では、ホワイトベースが再び宇宙に上がり、シャア・アズナブルが追撃のため急遽徴用したザンジバルと対峙する第31話にて登場する。地球から宇宙へ発進したザンジバルに、宇宙用のリック・ドムやザクレロと共に搭載されていた。ビグロは実戦テストを行う段階であった。ホワイトベースとの戦闘では、ザンジバルの本来の指揮官だったトクワン大尉が搭乗した。リック・ドム2機を率いてザンジバルから出撃。ホワイトベース隊をビグロの高速で一方的に翻弄し、Gファイターを投げ捨て、誤ってビグロ本体に引っ掛けたガンダムの搭乗者アムロ・レイをも、その高加速Gで振り回して失神させた。しかし、クローでつかんだままビームを当ててガンダムに止めを刺そうとしたところで、ちょうどのタイミングでアムロが意識を取り戻し足を上げてビームをかわした。同時に通常は嘴型の装甲で隠されていたメガ粒子砲をビームライフルで撃たれて撃破された。劇場版『機動戦士ガンダムIII』では、ア・バオア・クー攻略戦の際に複数機が登場している。OVA『機動戦士ガンダム戦記 アバンタイトル』でも、ア・バオア・クー攻略戦時に3機のビグロが補給中のサラミス級巡洋艦及びジム部隊を強襲し、甚大な被害を与えた。だがユーグ・クーロのジム・コマンドの反撃で、1機撃破されている。これらは前述の劇場版の登場機を意図しており、学徒動員された若い兵士が上官命令によって出撃させられているイメージとなっている。漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では本機の活躍は無く(トクワンは地球上でグラブロに搭乗している)、終盤で陥落寸前のア・バオア・クーでジオング整備士官サキオカが「試作機で唯一出番の無かった可哀相なヤツ」として本機を人力で回収しようとするギャグシーンがある。『機動戦士ガンダム0079』では、劇場版『機動戦士ガンダムIII』準拠のドレン艦隊との戦闘の後、トクワンが搭乗してホワイトベース隊との戦闘を繰り広げる。展開はTV版とは違うオリジナルのもので、ホワイトベースの片翼を破損させ、FSWSを装備したガンダムを撃破寸前まで追い詰める激闘を見せた。『機動戦士ガンダム バニシングマシン』では、ジオン軍残党がスポンサーから譲渡されたビグロでジャミトフ・ハイマンが搭乗したマゼランを奇襲するも、パプテマス・シロッコの搭乗するメッサーラに迎撃される。『機動戦士ガンダム 新ジオンの再興』では、第二次ネオ・ジオン抗争時に稼働している機体が登場。ジェガンなどの最新MS相手を圧倒する活躍を見せた。書籍『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』では、ビグロの代表的なパイロットとしてグレニス・エスコット中尉が挙げられている。漫画『機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…IF』では、中尉はア・バオア・クー攻略戦時にはNフィールドを防衛するも、サラブレット隊に敗れ戦死している。こちらは題名通りあくまで架空戦記的な位置付けである。ガンダムエースで掲載された松田未来の漫画『BIG CLAW』では、一年戦争末期に侵攻する連邦軍艦隊に対する強襲陽動作戦用として当機が投入されている。乗り手を選ぶビグロを用いた危険な任務のため、MIP社テストパイロットでありジオンの人間から差別されていた月面人(ルナリアン)出身のイーサ・トゥルボ少尉が搭乗。作戦中に中破するもイルマリ・ユーティライネン中尉らの救援により無事生還を果たした。連邦軍からはその機体形状から「ビッグ・クロー」のコードネームで呼ばれていたとの漫画独自の設定がある。漫画『いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!』に収載されている『ソロモンの悪夢』及びゲーム『機動戦士ガンダム めぐりあい宇宙』では、一年戦争終盤の宇宙要塞ソロモン攻略戦で、ケリィ・レズナー大尉がビグロに搭乗している描写がある。ただしこれらの作品自体は公式設定という訳ではない。雑誌企画『ADVANCE OF Ζ 刻に抗いし者』では地球連邦軍に接収され、メガ粒子砲を連邦軍規格に換装された機体(機体色は白基調に変更)にユーイン・バーダー大尉(当時)が搭乗し、シーマ艦隊の口封じを行なった。書籍『ガンダムセンチュリー』などに登場。「ミノフスキー粒子散布下における新型機動兵器」というジオン公国軍の要求を受けて、一年戦争前に試作された機体。宇宙戦闘機と外惑星資源開発用作業ポッドを組み合わせたような機体であり、ホバークラフトシステムも有している。宇宙空間でのもの以外のすべての性能で勝っていたジオニック社のクラブマンに敗れたが、その高機動性から戦中にMAの原型機とされ、この機体から各種MAが開発された。書籍『機動戦士ガンダム MS大全集2003』には、同時期に試作されていたMIP社製機動兵器が登場しており、AMBACシステムを採用していないため戦闘時のプロペラントの消費が激しく、最大戦闘時間は10分以下だとされている。また、この機体はダミーのメガ粒子砲を装備している。メカニックデザイン企画『M-MSV』登場機体の活躍を描いた小説「モビルスーツコレクション・ノベルズ Act.3『ア・バオア・クー攻防戦』(雑誌「SDクラブ」に掲載)」に登場。画稿は存在していない。ビグロの強化バリエーションの一つ。口部の内蔵兵器がメガ粒子砲から拡散メガ粒子砲に変更。クローアームも4基に増設され接近接戦闘強化も図られたが、運用時には専用オペレーターが必要となっている。また、機体前面にのみビーム偏向バリアが装備されており、攻守に優れた性能を有したが、加速性能によるパイロットへの負荷の問題から、乗り手を選ぶ機体であった。本機は一年戦争末期のア・バオア・クー戦において急遽投入され、バルスト中佐が搭乗し、ガンダム4号機とガンダム5号機と交戦した。ゲーム『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』に登場。ビグロの強化バリエーションの一つ。遠距離支援型という説もある。ビグロの機体をスリム化した上で、装甲を強化、ジェネレーター出力を増加させ、さらにスラスター付きの「脚部」を追加することで更なる機動性向上を果たしている。また武装面でもメガ粒子砲の出力UPに加え、腕部クローに対MS用ビーム砲を追加した結果、フレキシブルな攻撃が可能となり、MAの長所である圧倒的な巡航性能及び破壊力を高次元で実現している。腕部クローは普段、機体後方に収納される。脚部は直進状態で後ろに棚引く。その時、スラスターは脚部裏面に対し斜め前方向、つまり後方に向いている。開発についてはMA-05 ビグロをジオニック社のグラナダ工場で改装したという説が有力である。またアッザムリーダーを発展させた武装を装備した機体が存在したという事から、MA-05とMA-06の中間の機体であった事が伺える。ソロモンやア・バオア・クー防衛に投入されたという記録があるが、目撃者は非常に少なく、幻の機体とも言われている。OVA『機動戦士ガンダム MS IGLOO -黙示録0079-』に登場。なお型式番号のAdはAmmunition Depot、可搬補給廠を意味している。開発中だった超弩級MAを胴体として流用し、武装及び制御ユニットとしてビグロと連結したMAである。またこのビグロは後期型に属する6号機が使用されており、武装や出力、クロー等が改装されている。胴体部分はMS用の武装を満載した武器庫となっており、MSやモビルポッドをクレーンを用いて1機ずつ格納し、補給及び応急修理を行うことが可能。そのため、操縦室内には通常の操縦系統の他に補給・整備用マニピュレーターの操作系統が増設されている。本来、その大推力をもって一撃離脱戦法で戦うビグロに大質量のコンテナを接続したため、ビグロの利点だった機動性が大きく損なわれた。そのため、オッゴの移動補給基地として前線に進出し、敵のビーム攻撃に対しては撹乱弾で防御しつつ、上部ユニットの武装で反撃、という運用を想定している。ビグ・ザムのような対ビームバリア(Iフィールド発生装置)は装備されていないが、弩級装甲ブースターを含め、艦載メガ粒子砲の直撃にも耐える耐ビーム装甲で機体が構成されている。またビーム撹乱弾を装備しており本機のみならず周辺の友軍機をビーム攻撃から守ることが可能だった。だが本来予定されていた巨大な盾を持つ駆動アームが決戦に間に合わず装備されなかったことから胴体下部に大きな死角を抱えている。また、本体とコンテナ部との切り離しが出来ないという欠点もある。ただその分武装は強力であり、メガ粒子砲による一照射で3隻のサラミス級巡洋艦やマゼラン級戦艦一隻を撃沈し、大型対宇宙艦ミサイルは一発でサラミス級巡洋艦を撃沈できるほどである。メカニックデザイン企画『MSV-R』に登場。一年戦争末期、艦隊戦において先陣を切って敵艦隊への打撃を与えることを目的とし改修されたビクロの強行型。機体下部に全長100mほどの大型ミサイル装備用の大型パイロンが追加されているのが特徴。大型ミサイルはア・バオア・クー要塞に配備された対艦攻撃用にプロペラントを増設したもので、一撃離脱戦法を想定し予備弾も用意されていた。また、ミサイルの他にもオプション兵装が計画されていたという。このため、機体重量増加に伴う推進力不足と姿勢制御の問題から、ビグロ側の機体後方にミサイルポッドを兼ねたブースターが2基増設された。しかし、パイロットに高い操縦技術が求められる癖の強い機体となり、飛行運用テスト時にもエースパイロットとして著名だったロバート・ギリアム大佐が搭乗員として招聘されたほどであった。生産されたビグロの内の3機が本機に改修されており、ア・バオア・クー戦ではライトブルーやグレーに各自塗装された2機が実戦でも確認されたが、この戦闘において全機失われている。OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場。機体色は赤を基調とする。一年戦争末期にジオン公国軍が開発したMAで、ビグロに既存のMAの長所を取り入れた発展型である。この機体は謎となっていたMA-05 ビグロとMA-08 ビグ・ザムの間を埋める「MA-06」の型式番号を有し、デラーズ紛争の詳細が判明したことに伴いその存在が明らかになった。MA-05をベースにしたテスト機YMA-06は月面での戦闘も考慮にいれた改修がおこなわれ、グラナダで研究が続けられている新機軸の兵装を多く盛り込んだ機体となった。だが一年戦争での実戦投入は確認されていない。3機の試作機が製造されたといわれる。センサーユニットはモノアイ式を採用し、その後方にコックピットを有する。また、3基のランディングギアによって着陸を行う。月ならば垂直離着陸が可能であるが、地球でも可能かはわからない。本機は被弾形始に優れたフォルムと分厚い装甲を持ち、Iフィールド無しでビームライフルを無効化した数少ない機体である。さらに機体各部に姿勢制御バーニアを有し、後部の3基のスラスターによってビグロ以上に高い機動性を発揮した。本機の特徴的な武装としてプラズマリーダーが挙げられる。これはアッザムのリーダーを発展させたものである。3基1組で使用され、機体から射出、内蔵するピックで地面に固定する。センサーによりお互いの位置を感知し、搭載された熱核反応炉によって3基のリーダーの間にプラズマ結界を発生、結界内部に攻撃を行う。この攻撃は敵味方の区別無く行われるため運用が難しい。更にプラズマリーダーを固定する必要があるため純粋な宇宙空間での使用が難しいなど、実質上月面などの使用に限られてしまうことからこの武装の有用性は疑問視されている。機首には大型メガ粒子砲を装備。ビグロと同じく普段はカバーで覆われているが、使用時に左右にカバーが開き、砲門が現れる。他には格納式の対空ビームガン2門、2連装ミサイルポッド2基、110mmバルカン砲4門と重武装である。また近接防御用に大型クローアームを2基装備する。こちらはビグロよりも大型化しており、蟹の鋏のような形状になっている。普段はグラブロのように機体後方に収納されており、展開して使用する。しかし、プラズマリーダーやクローなどの一部武装が高機動戦闘に向いておらず、機動性を生かして複数の敵を攻撃するというコンセプトと武装の矛盾を指摘され、廃棄された。

出典:wikipedia

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