マビノギのスキルでは、オンラインゲーム『マビノギ』に登場するスキルについて詳述する。マビノギはプレイヤーの取る全てのアクションが「スキル」という形で表現されるスキル制のシステムだが、スキルの成長は定められた回数の訓練を行い、一定量の「アビリティポイント(AP)」を消費しなければならない。スキルの一種ではあるが、ランクの設定が存在せず、APを消費せずに習得できる。感情表現・パフォーマンス・挨拶などのモーションを起こすアクション。実用性は皆無で、コミュニケーション手段として用いられる。舞台俳優のように演劇の登場人物を演ずるアクション。使用したペルソナに応じて一定時間ステータスが変化する。再使用には30分程度の間隔が必要となる。初期状態では使えず、特定のクエストをクリアする事によって取得、使用可能となる。これらのアクションはシェイクスピアの劇曲であるハムレットおよびロミオとジュリエットが出典となっており、ストーリー(クエスト)そのものも原典を忠実に再現している。マビノギでは他にヴェニスの商人とマクベスを原典としたストーリーが展開されるが、この二つは前述の二作とは異なり、マビノギの世界観に併せて大幅にアレンジ、再構成された内容となっている。そのため、ヴェニスの商人はベルファストの商人と改題されており、獲得可能なペルソナは一つのみ。またマクベスは改題こそされていないものの、クエストクリアによって得られるペルソナは一つも存在しない。戦闘や魔法などに分類されないものや、アイテムを作り出すスキルを総じて生活スキルと呼ぶ。生活スキルには身体を休めて自然回復力を向上させる「休憩」、薪を組み立てて火を焚く「キャンプファイア」、食材を加工する「料理」等、生活に関わる様々なスキルが用意されている。他のMMORPGと比較すると、アクション性の強い戦闘が可能であり、「アタック」「スマッシュ」等の接近戦闘用スキル、「レンジアタック」「マグナムショット」等の射撃戦闘スキル、後述する「アイスボルト」「ファイアボルト」等の魔法戦闘スキルを状況に応じて使い分け、できるだけ被害を出さないための戦術を練る必要がある。戦闘スキルには明確な強弱関係が設定されており、相手の使用したスキルの弱点となるスキルを選択することによって効率的に戦闘を勝利へ導くことが可能である。例として「アタックはディフェンスに弱い」「ディフェンスはスマッシュに弱い」等といった設定があり、単一のスキルに頼った戦闘は難しくなっている。よって、戦闘中は常にモンスターの反応に気を配り、所持しているスキルの中からどのスキルをどのタイミングで使用すべきかを素早く判断する能力が求められる。刀剣類や鈍器などを装備した状態で使用するスキル。大抵のスキルは遠距離武器を装備した状態でも発動は可能だが威力は劣る。矢やボルトなどの消耗品を使わないため戦闘継続可能時間は長く、また必ず命中する。逆に常に敵に近い位置に居るため反撃を受ける確率は高い。遠距離武器の弓やクロスボウ等と、弾となる矢やボルト等を装備する事で使用できるスキル。矢弾が尽きると当然攻撃できなくなるため戦闘継続可能時間は近接に劣るが、最初に相手を一方的に攻撃できるため、高ランクまで上げれば敵を全く近寄らせずに倒すこともできる。遠距離スキルには命中率の概念があり、攻撃の際は照準時間に応じて命中率が上昇していく。射程距離は武器によって固定であり、射程距離外の敵は狙えるが命中率0%と表示される。なお、エルフは騎乗している状態でもこれらのスキルが使用可能である。エリンにおける魔法とは、呪文を唱えて超常現象を発生させる物ではなく、体内に宿したマナの力を利用し、イメージを力に変えるものとなっている。そのため使用の際には「詠唱」といった表現の他「キャスティング」や「チャージ」と言った表現も用いられる。基本的にマナの自然回復はスタミナ等に比べると遅いため、魔法を専門に使うスタイルのプレイヤーは回復薬の調達やマナ消費の節約に頭を悩ませることとなる。魔力を秘めた巻物(エンチャントスクロール)から、その力を装備品に付与する事をエンチャントと呼び、これを行うためのスキル。エンチャントにはその効果が発揮されるために「レベルが○○以上(以下)」、「スキルのランクが○○以上(以下)」と言った条件が設定されており、条件に合わない場合、時としてデメリットを受ける。この辺りのさじ加減によってキャラクターのスキル構成に差が生まれる。エンチャントを行うには、条件の一致している装備品と「魔法の粉」、「エンチャントスクロール」が必要になる。魔法の粉には「魔法の粉」「祝福された魔法の粉」「エリート魔法の粉」「古代の魔法の粉」の4種類が存在しており、右に挙げた物ほど効果で成功率への影響が高くなっている。エンチャントの成功率は、そのエンチャントを行うキャラクターのInt(知性)値とエンチャントスクロールの難易度によって決まる。エンチャントに失敗すると、スクロール自体の耐久値が減少し、最悪の場合装備品の最大耐久値が大幅に減少する。エンチャントは接頭(prefix)と接尾(suffix)の二つのグループに分類され、同じグループ同士は後から付与した物で上書き、違うグループ同士は共存することができる。また、難易度が9ランク以降の「数字ランクエンチャント」は、原則一つ前のランクのエンチャントがあらかじめ装備品に付与されていることが条件となり、この条件を満たしていない場合は、装備品をエンチャント対象として選ぶことができない。エンチャントが付与された装備品を、キャンプファイア等の炎で「エンチャント焼却」することにより、付与されたエンチャントをスクロールの形で取り出すことができる。この場合の成功率はエンチャント焼却を行うキャラクターのエンチャントスキルランクに依存し、薪の種類にも影響を受ける(通常の薪もしくはキャンプファイヤキット<高級薪<最高級薪 の順に成功率は上昇)。エンチャント焼却を行うには、マナハーブ(自身で行う場合)もしくはサンライトハーブ(他者に依頼する場合)と祝福ポーション、エンチャントの付与された装備品、焼却で使うキャンプファイアが必要である。火・水・土・風の4元素を組み合わせて、物質に影響を与えたり、自然界をコントロールするスキル。練成道具として「かまど」が使用される。かまどには湿式と乾式の2種類があり、湿式はいろいろな材料からさまざまな力を持った「結晶」を作り出すものであり、乾式はアイテムの調合や合成・分解などに使用される。錬金術を行使するためには結晶とシリンダーの二つが必要となる。結晶は前述したように湿式かまどで作られるもので、四大元素をはじめとした様々なエネルギーを内包しており、これをシリンダーに装填し適切な形へと変換・射出する事で、その効果を発揮することができる。ナックル装備時のみ使用できるスキル群。範囲攻撃には向かないが単体攻撃においては各スキル単独でも、また連続技(チェーン)により絶大な威力を発揮する。後述の各スキルの括弧内は、連続技の何段目で使用できるかを表す。括弧のないスキルは連続技の流れに組み込むことなく使用可能もしくは常時発動するスキルである。これらは各スキルの説明文に明示する。楽器装備時のみ使用できるスキル群主にパーティーメンバーにステータス変化を与えるスキルである。マリオネットハンドル装備時のみ使用できるスキル群ハンドルによる間接攻撃と、召喚した人形を操るスキル。人形は2種類(後述)が存在し、サイズやスキルのモーションが異なるが、数値的な性能は同一。複数のスキルカテゴリに習熟する事で習得可能となるスキル群。神の力を体現、行使するスキル。使用およびランクアップのためには、キャラクターのレベルアップもしくは転生を通じて得られる修練値を消費する必要があり、修練値が不足している状況ではランクダウンも発生しうる。使用する神の力が指定されているスキルは、それとは異なる神の力を使っている場合、同時に使用および修練する事のできない切り替え方式となっている。切り替えはファリアスの番人に話しかけ、祝福ポーションを消費することで可能。これらのスキルは全種族で使うことができ、変身スキルとの併用も可能。
出典:wikipedia
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