『ベルデセルバ戦記 〜翼の勲章〜』(ベルデセルバせんき つばさのくんしょう)は、1997年4月18日にソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたプレイステーション用ゲームソフト。開発はテンキー。略称は「ベル戦」。架空の惑星ベルデセルバを舞台にしたフライトシミュレーションタイプのシューティングゲーム。プレイヤーは宇宙航行中、事故で惑星ベルデセルバに不時着した主人公ミサキとなり様々な人物や軍隊と関わりながら戦争を生き抜いていく。エースコンバットシリーズなどのフライトシューティングとは異なり、大空をゆったりとフライトする魅力を重視したゲームである。登場する飛行機(作中では『飛空船』と呼ばれる)は全て架空のもので、戦闘中に敵船からの攻撃で撃墜されるのを除けば、自機が墜落することはなく、また速度を落として空中に静止することも可能である宇宙の片隅に存在する惑星・ベルデセルバでは、「ノイパスク」、「ギダン」、「ムノギイ」の3つの軍事国家が長く紛争を繰り広げていた。宇宙船のパイロットのミサキはベルデセルバの引力圏にとらえられ不時着し、ノイパスクに救出される。ノイパスク軍のゼクセル大佐のスカウトにより傭兵になることとなったミサキは、以後この星の紛争に巻き込まれていく。戦闘においてプレイヤーは自船の操縦、及び砲台1門の操作を担当する。一度攻撃すると敵船がロックされ仲間は射撃範囲内であれば自動的に敵船を撃墜するまで攻撃し続ける。このためプレイヤーは自船の操作のみに集中することができ、全般的な難易度は低いとされる。しかしながら操作がやや独特なため慣れるまでは戸惑うプレイヤーも少なくない。非戦闘時には2D描写でのアドベンチャーモードとなり基地や町を歩きながら弾薬、物資の補給や船のカスタマイズ、各種イベントを楽しむことができる。基本的に街・基地マップにおいて会話をするとなんらかのイベントが発生し、船に乗り込んで出撃が可能になるという構図である。物語前半でシナリオ分岐があり軍隊編と空賊編をプレイヤーが選択可能。軍隊編では戦闘毎に軍から報酬が支給される。空賊編では町で交易品を買うことができ利益を出せる。ちなみに空賊編の方が登場する女性キャラが多い。ベルデセルバ戦記において軍隊の主力となる兵器。アレイと呼ばれる非常に軽い木でできており各国様々なタイプが存在する。プレイヤーは基地・町の施設でエンジン・プロペラ・砲台・装甲・機体色のカスタマイズが可能。またプレイヤーが軍隊に所属している状態では戦闘毎に基地の補給部で補給物資が支給される。船自体の乗り換えはシナリオによるが可能である。船の砲台の数は固定であり、載せ換えによるカスタマイズに限る。砲台にはそれぞれ担当人員と使用弾薬を戦闘準備時に割り振る必要があり、仲間が配置されていない砲台は攻撃することができないので注意を要する。また、砲台に配置されていない仲間は自動的に修理要員となり、機体が損傷を受けたときは修理キットを消費して修理を自動的に行う。ただし装甲の回復はできない。以下に代表的な船型を説明する。浮遊島は「天空の城ラピュタ」のラピュタ島から、飛空船と空賊は「ラピュタ」の空中戦艦ゴリアテと「紅の豚」の空賊・空賊艇から由来することは製作者の弁。また、登場人物の幾人かは「機動戦士ガンダム」を意識して設定されている。人物や地名の固有名詞には、スタッフやアニメキャラクターの名前をアナグラムにしたものが用いられている。
出典:wikipedia
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