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隅のマガリ四目

隅のマガリ四目(すみのまがりしもく、すみのまがりよんもく)は、囲碁の死活の形のひとつ。下図のような形が代表的なもの。一見するとセキのようにも見えるが、後述の理由により古来黒の死にとして扱われている。単なるマガリ四目は通常の生きなので、「隅のマガリ四目」はこれと区別される。成文化されたルール上においては、日本棋院囲碁規約(旧規約)では個別的に死に形であると定められていたのに対し、1989年制定の日本囲碁規約によって隅のマガリ四目が死にであることの合理的根拠付けが与えられた。上図は隅のマガリ四目の一例である。一見セキのように見えるが、白からaに4目にして捨てる手段があり、これが隅のマガリ四目の名の由来である。白aに対して黒がbに抜くと次図のようになる。続いて白aと打てば黒bにホウリコむより他になく、白はcに抜いてコウとなる。最初の図に戻って考えると、白からはいつでもコウを仕掛けることができるが、黒からは打開する手段がない。つまり白はまず黒からのコウダテを全てつぶし、前述の順でコウを仕掛ければ黒を取ることができる。日本ルールでは、実戦的には死ぬとは限らなくても(「盤面の他の部分に両コウゼキがある」など)、白に一方的にコウを仕掛ける権利があることを重視して、この部分を単独で死にと扱う。なお1989年制定の日本囲碁規約では、"「対局の停止」後での死活確認の際における同一の劫での取り返しは、行うことができない"(第7条の2)、すなわち死活判定はコウの取り返しはないものとみなしてお互いが石を置いたとして生きられるかで判断すると定めているため、やはり死にとなる。すなわち、白はここに石を追加で打って自分の地を損する必要はない。中国ルールでは自分の地に手を入れても損はないため、実戦的に白側が黒石をアゲハマとして打ち上げて解決する。日本ルールでも、隅のマガリ四目を取り囲んだ外部の石に眼がない場合は、コウを実際に仕掛けたりすることによって解決することになる。これらの形も、最終的にダメが詰まると隅のマガリ四目の形にたどり着くため、単独で死である。時に誤解されるが、上図のような形は白から手を詰めていってもコウの形にはならない(その場合は黒が生きられる)ため、隅のマガリ四目ではない。このままセキとみなされる。

出典:wikipedia

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