慈眼寺(じげんじ)は、新潟県小千谷市にある寺院。山号は船岡山(ふなおかさん)。本尊は聖観世音菩薩。宗派は真言宗智山派。寺伝によれば、天武天皇の白鳳年間(7世紀末)に薩明大徳が創建したと伝わる。860年に真雅が創建したという説もある(『年表小千谷』)。慶応4年(1868年)5月2日 (旧暦)には越後国長岡藩家老河井継之助と新政府軍監の岩村精一郎(のちの岩村高俊)が会談したことで知られている。河井は中立和平を訴えたが、決裂し、戊辰戦争の内でも激戦として知られる北越戦争に突入した。境内には、山門、船岡観音堂、慈眼寺本堂、庫裡、小千谷幼稚園などの建物と岩村軍監、河井総督会見談判所(本堂内)、同上記念碑の戊辰史蹟などがある。岩村河井会見記念碑は、慶応4年5月2日、この寺で両者が会見し談判した史実を記念して、昭和14年(1939年)、当山先代住職船岡芳快の発願によって建てられたものである。碑文は徳富蘇峰の撰、篆額と書は小千谷市出身の島田博の筆である。現在は慈眼寺境内にあるが、それ以前は同市西中にあったという。その場所は今でも観音堂という地名がのこっている。空海(弘法大師)が旅の途中、村人に頼み庵を結び、しばらく住んでいた。空海は説教・祈祷・看病・堰の造営などをし、夜は仏像を刻んでいた。やがて、三尺六寸の聖観音像が完成し、空海は村人に、「この観音様を拝み、仏の教えを守れば、皆は極楽往生するだろう。」と言い残して村を去っていったという。関越自動車道小千谷ICより約1.5km、車で約8分。JR上越線小千谷駅より約2km、バス、タクシーで約10分。
出典:wikipedia
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