S(エス)は、日本のヴィジュアル系ロックバンド。1996年1月に結成し、1998年、岐阜・名古屋を中心に活動する。2002年3月までマネージメントオフィスとレコードレーベルを兼ねたSoleilに所属していた。シークレットライブでは「魔」を名乗る事もある。YUNA・ZEKKI-を中心に結成した、5人編成バンド。バンド名の由来は「S」が付くものなら何でも良く、観客の印象に委ねている。結成当初は墨で染めた包帯を身に着けたり白装束を着るなど、当時流行していたヴィジュアル系のスタイルに則っていた。メンバーはそれぞれ異なった色で髪を染めており、のちにそれがイメージカラーとして衣裳の色にも現れるようになる。VHS『魔』を発売するあたりから、バンドのロゴや自身の名前、四字熟語などの刺繍が施してある白や黒の特攻服を衣裳として着るようになり、アルバム『四次元図鑑』のフライヤーではメンバーのイメージカラーに合わせたカラフルな特攻服を披露する。このようにハードな衣裳をまとい、激しいライブを行いながらも、MCでは親しみやすいキャラクターを出す事で、自分たちが考えるヴィジュアル系の中の新しいジャンルを目指した。シングル『ベイベー』以降、ミニアルバム『一年生』では白い学生服(特攻服同様、一種の標語とも言える文章が刺繍してある)やジャージ、アルバム『大人?』では金色のスーツと、CDを発売するごとに衣裳やメイクのコンセプトコンセプトを変えるようになるが、次第にメイクは薄くなり服装もカジュアルなものへと移行していく。作詞・作曲のクレジットは大多数が「S」である。視覚的なコンセプトが時期によって変わる一方、楽曲のコンセプトは一貫して「激しさの中にあるメロディアス」としている。これは、ヴィジュアル系ならではの衣裳を着たりステージングを行いながらも曲はメロディアス、というギャップを大事にしたいという考えからきている。デモテープ『蜘蛛』からアルバム『四次元図鑑』までは、昆虫をモチーフとした曲名や歌詞が多い。2005年、ITSUKIの他バンドへの参加やYUNAの病気などにより本格的なバンド活動は停止したが、メンバー間の親交は続いており、Soleilの限定復活イベントに出演する事もある。また、ITSUKI・ZEKKI-・REINAの3名で不定期にセッションバンドとしてライブを行う事があり、その際Sの楽曲も披露している。ライブ・イベントはタイトルが付いているもののみを記載する。1998年12月より参加しているSoleilが主催する各イベントは、Soleil#主催イベントを参照のこと。メンバーのプロフィールは「Soleil Treasure Artist Card」(オムニバス『Soleil Treasure Box Set』に封入)による。出演リストは当時発行されたフライヤーによる。
出典:wikipedia
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