島根県立平田高等学校（しまねけんりつ ひらたこうとうがっこう）は、島根県出雲市平田町にある公立高等学校。通称は「平高」（ひらこう）。近年は体育部では陸上競技部(駅伝)や柔道部、文化部では吹奏楽部や美術部が全国大会に出場している。柔道部は第36回全国高等学校柔道選手権大会 男子81kg級で日本一に輝いた。陸上競技部は全国高校駅伝大会に3年連続で出場している。中でも大きく飛躍してきたのが吹奏楽部である。平成25年度は文化部のインターハイと呼ばれる第37回全国高等学校総合文化祭(長崎大会)に出場した。演奏前のPRの時間では「日本で47番目に有名な県」などの自虐的なフレーズで会場を盛り上げた。また、第19回日本管楽合奏コンテスト全国大会に予選を勝ち抜いて出場し、優秀賞と特別賞(バンドジャーナル賞)を受賞している。地域に愛されるバンドを目指して活動しており、地域のイベントなどに積極的に参加している。十八番である「リメンバー・オブ・安来節」はどじょうすくいなどの演出を行い地域でも人気が高い。毎年3月に行う定期演奏会は平成26年度で第30回を迎える予定だ。以前は100人に満たない来場者だったが活動が活発になった第27回定期演奏会以降は毎年満席となっている。「かっぽれねぶた」「平高Soundメドレー」「リメンバー・オブ・安来節」の三曲が演奏会の柱として確立しつつあり、「かっぽれねぶた」で登場する神輿は見ものである。生徒が氷川きよしになりきったり、スーパーマリオブラザーズのキャラクターであるマリオとピーチ姫になりきったりするなどの工夫を凝らした演出で来場者を楽しませている。平成26年度は野球部が躍進した。県の秋季大会で準優勝して中国大会でベスト8に入り、第87回選抜高等学校野球大会の21世紀枠中国地区代表に推薦された。

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