クラシティ半田（クラシティはんだ）は、愛知県半田市にある市街地再開発事業で建設された再開発ビルである。名鉄河和線知多半田駅前に位置し、3階部分が駅と連絡通路で直結している。知多半田駅前地区第一種市街地再開発事業に伴い建設された地下1階、地上17階の複合ビルである。建物は第39回中部建築賞（平成19年度）を受賞している。開業当初は地権者などが設立した「はんだ賑わいビル開発」が運営し、店舗面積は約1,609m²であった。しかし、当館の立地する知多半田駅周辺は、かつては知多半島における商業の中心地として広域から集客していたが、東浦町などに郊外型ショッピングセンターの立地が相次いだことから集客力が衰退した。そのため、2014年（平成26年）3月時点で店舗の4分の1に当たる6店舗が空き区画となり、2015年（平成27年）12月時点で店舗の大半は撤退した。そこで、2016年（平成28年）1月に1階に生鮮食料品売り場を招致すると共に、2階を飲食店街とする改装を行うことになった。この改装と同時に、商業施設の運営を新たに設立する会社に移行し、「はんだ賑わいビル開発」は不動産管理会社となることになった。1Fは「食とファッションのフロア」でベーカリーや惣菜店、衣料品店などが入居。2011年（平成23年）9月1日に「ちた地域若者サポートステーション」（NPO法人エンド・ゴール）が「ピアゴ乙川店」（2011年（平成23年）8月23日閉店）から移転して業務を開始した。2Fは「グルメとサービスのフロア」で飲食店のほか、学習塾や旅行会社、美容室などが入居している。3階にあり、半田市が運営している。4階から6階。公共駐車場部分は半田市が運営している。駐車場：160台（各階80台）7階以上。ライオンズタワー半田（6階部分は住民用駐車場）クラシティ半田の愛称は一般公募により決められた。の3つの意味合いが込められている。各テナントでは電子マネーのEdyが利用可能である。

出典:wikipedia