ジョイス・キャロル・オーツ(Joyce Carol Oates, 1938年6月16日 - )は、アメリカ合衆国の作家、プリンストン大学教授 (Roger S. Berlind '52 Professor in the Humanities)。夫のレイモンド・スミスと共に文芸誌「オンタリオ・レビュー」を編集・発行している。小説・詩・戯曲・エッセイなど数多くの著作があり、ロザモンド・スミス (Rosamond Smith) またはローレン・ケリー (Lauren Kelly) という筆名でも数冊のミステリー小説を執筆している。近年ではノーベル文学賞候補として報道されることも多い。ニューヨーク州ロックポートに生まれ、子供時代は母と同じワンルーム・スクールに通いながらニューヨーク郊外で過ごした。14歳のときに祖母からタイプライターをもらったことをきっかけに小説を書きはじめる。学校ではとびぬけた成績を示し、奨学金を得てシラキューズ大学に入学。19 歳のときにマドモアゼル誌主催の学生短編小説コンテストで入賞。1960年に卒業生総代としてシラキューズ大学を卒業、1961年にウィスコンシン大学から文学修士号を得る。デトロイト大学()で教員をしながら、1966年に最初の長編小説 "With Shuddering Fall" を発表。1970年に『かれら』 "them" で全米図書賞を受賞。1978年にプリンストン大学に移る。1996年に 『生ける屍』"Zombie" でブラム・ストーカー賞を受賞。2001年1月にはオプラ・ウィンフリーのトークショーで "We Were the Mulvaneys" が推薦図書として取り上げられてベストセラーとなり、翌年にはブライス・ダナー主演でドラマ化される。2005年に "The Falls" でフェミナ賞を受賞。1993年『ブラックウォーター』 "black water" 、1995年 "What I Lived For"、2001年『ブロンド』 "blonde" で3度ピューリッツァー賞にノミネートされた。2011年、短編 Fossil-Figures で世界幻想文学大賞を受賞。ほとんど本の無い環境で育った少女時代に『不思議の国のアリス』に出会い、深く影響されたことをしばしば語っている。また、オーツ自身によって、影響を受けた作家としてシルヴィア・プラス、ボブ・ディラン、 ウィリアム・フォークナー、ヘンリー・デイヴィッド・ソロー、ヘンリー・ジェイムズらの名が挙げられている。ボブ・ディランに対しては1966年の短編作品「あなたはどこへ行くのどこから来たの」 "Where Are You Going, Where Have You Been?" を奉げている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。