『テニスの王子様』(テニスのおうじさま)は、許斐剛による中学校の部活動テニスを題材とした漫画作品。およびそれを原作としたアニメ、ゲーム、実写作品。本項では続編である『新テニスの王子様』(しんテニスのおうじさま)についても一括して説明する。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載。1998年41号掲載の読切を経て、1999年32号より連載開始。2008年14号の終了まで約9年間連載された。さらに2009年3月から第2シリーズ『新テニスの王子様』(以降『新-』)として『ジャンプスクエア』にて連載再開。通称「テニプリ」。単行本(初代)は全42巻。公式ファンブックは、10.5巻、20.5巻、40.5巻。イラスト集は、30.5巻。『新-』では単行本は既刊18巻。話数カウントは初代は「Genius-」、『新-』では「Golden age-」。2011年9月時点でシリーズ累計発行部数は5000万部である。テニスの名門校に入学した主人公の越前リョーマが、テニス部に入り、全国大会優勝を目指して団体戦で試合を勝ち上がっていくというストーリー(なお、個人戦の描写は全く登場しない)。テニスを知らない人でも理解していけるようにルールの説明や解説が入り、また連載当初は実際にテニスプレイヤーが使える技を描写していた。しかし、途中から奇抜な技を中心に試合が進む漫画に路線変更し、特に26巻にて主人公が無我の境地を会得してからは人間離れした技の描写が顕著になる。また、相手に打球を当てて試合続行不能にさせるなどの試合描写も目立つようになる。メディアミックスが多数行われており、2001年から2005年にかけてのテレビアニメ化を皮切りに、CD化、TCG化、ゲーム化(2009年現在継続中)、2003年からはミュージカル化(2013年現在継続中)、2006年には実写映画化とテレビアニメの続編のOVA化、2008年には中国で実写ドラマ化がなされた。この展開に関連し多数のグッズがムービック・アニメイト・コナミより発売。女性をターゲットにした商品展開が功を成し、この結果キャラクターグッズ売り上げの年間トップを独走する人気ジャンルとなっている。テニスの王子様のモデル(参考)の一部となったのは東京都の立教中学校(現:立教池袋中学校)。1998年41号の読み切り連載時に、最終ページにある作者コメントにも取材協力に対しての感謝のメッセージが書かれている。立教中学校は1997年に全国中学生テニス選手権大会で団体優勝している。色々な説があるが、主人公の越前リョーマのモデルは早稲田大学出身の羽石祐。実写版の映画を撮っている際、作者の許斐本人が証言している。男子プロテニス選手の錦織圭は小学生の頃から本作品を愛読していた。この項目では『テニスの王子様』の中盤から物語のキーワードになった技を解説する。これらの技の使用者や各登場人物固有の技についてはテニスの王子様の登場人物を参照。2002年以降、〈ジャンプ ジェイ ブックス〉より6作の小説化作品が発表されている。執筆は1・2作目を影山由美、3 - 5作目を岸間信明が担当。6作目は劇場アニメの小説化であり、アニメ脚本を執筆した前川淳と志茂文彦が担当した(書誌情報については#書誌情報を参照)。なお、集英社みらい文庫にて初期の作品が復活している。いずれもテレビ東京系列で放送。アニメ版の声優によるラジオ番組。メインパーソナリティーはマンスリーで交代する(2009年5月現在)。文化放送/毎週日曜23:00 -アニメをベースとしたトレーディングカードと原作及びアニメをベースとした多数のコンピュータゲームが発売されている。製作は全てコナミが担当。原作にもとづく校歌が存在する。多くのタイトルが発売され、その数はゲーム、ミュージカルを除いても300タイトルを越える。声優自身が作詞、作曲を手がけることもあり、また原作者である許斐剛も歌詞や楽曲を提供している。キャラクターソングとしては楽曲の幅が広く、オリジナルはもとより『バレンタイン・キッス』のような著名な懐メロのカバーから演歌、民謡までリリースされている。ゲームオリジナル曲も多数あるが、そのほとんどがCD化されていない。通算100タイトル目である跡部景吾の『理由/E気持』は、2005年4月11日付オリコンウィークリーチャートにて初登場9位にランクイン。(99タイトル目までの)キャラクター・ソングの中で最も売れたのは、青酢の『WHITE LINE』で、5万枚以上を売り上げている。テレビアニメ・劇場版・コンピュータゲームのサウンドトラックが発売されている。通称テニミュ。2003年から2010年にかけて「ミュージカル・テニスの王子様」が公演され、完結。以降また一から新たな演出で描く「2ndシーズン」が2011年から2014年まで公演。「3rdシーズン」が2015年より開始し、現在も続いている。2006年5月13日、松竹・マーベラスエンターテイメントなどにより実写映画化。全国ロードショー。青学のキャストは、越前リョーマ役の本郷奏多を除いて「ミュージカル・テニスの王子様」青学2代目キャストが務めた。氷帝のキャストは、跡部景吾役の載寧龍二を除いてテニス経験者の俳優が務めた。また、「ミュージカル・テニスの王子様」の「The Imperial Match 氷帝学園」までに出演したキャストが多く出演している。配役についてはテニスの王子様の登場人物を参照。2008年中国で「網球王子」のタイトルで実写ドラマ化。7月25日より放送開始、全22話(初回放送は北京五輪までに終わらせる為に全21話になっている)。東南アジア(タイ、マレーシア、フィリピン、シンガポール等)韓国・日本での放送も予定されている。一部の設定が原作とは異なる。視聴率が非常に良かったため、続編にあたる「加油!網球王子(網球王子IIから改題)」も製作された(2009年8月28日放送開始)。海堂薫→陳海堂(チェン・ハイタン)のように原作の漢字を生かしたもの、跡部景吾(中国語読みがジブ・ジンウー)→季歩(ジ・ブ)・乾貞治(チェン・ジェンチー)→銭真智(チェン・ジェンチー)のように原作の漢字を中国語として読んだ時と同じ発音の他の漢字を当てたものとが混在している。『テニスの王子様』をパロディ化したトリビュート企画の4コマ漫画作品。原案・監修:許斐剛、漫画:佐倉ケンイチにより、『ジャンプスクエア』(集英社)2008年12月号より連載中。基本的にはギャグ漫画で、内容は『テニスの王子様』の登場人物の知られざる一面を見せる日常ものとなっている。また、本編の設定を補完しているところもある。2011年7月には『テニスの王子様』のアニメ版と同じキャストにより集英社のヴォイスコミック「VOMIC」として、ジャンプ専門情報番組『サキよみ ジャンBANG!』にて放送され、同年8月からVOMIC公式サイトで配信された。全て集英社からの発行。特記のない限り著者は許斐剛全て集英社からの発行。特記のない限り著者は許斐剛以下の出典は『集英社BOOK NAVI』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
出典:wikipedia
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