杉野繁一（すぎの しげいち、1887年 - 1973年）は、日本の建築家、教育者、実業家である。旧制愛知第三中学校現在の愛知県立津島高等学校を中退して単身渡米、ハイスクールを経てスタンフォード大学で土木工学を専攻し、卒業後は建築家として活動。そののち留学中の杉野芳子（ドレスメーカー学院の創設者）と知り合い結婚。ふたりで帰国後、繁一は平壌で建築家として活動していたが、芳子に事業を手伝うように懇願され、杉野学園の初代理事長に就任する。専修学校、各種学校の法的地位を確立させるために奔走するなど、教育者として活動する一方、現在の杉野服飾大学(杉野学園)の校舎、体育館、衣装博物館などを設計し、建築家としての一面も見せた（多くが2007年現在も現存）。

出典:wikipedia