サンタアニタハンデキャップ（）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アーケーディアのサンタアニタパーク競馬場にて、毎年3月初頭に開催される競馬の競走である。"Big 'Cap"の愛称でも呼ばれる。1935年に創設された3歳上・騸（せん）馬出走可の競走で、1973年に導入されたグレード制では最高格のG1に制定されている。2009年時点での総賞金は100万米ドルで以下1着60万米ドル、2着20万米ドル、3着12万米ドル、4着6万米ドル、5着2万米ドルに設定されている。条件はダート10ハロン（約2000メートル）のハンデキャップ競走。創設時、当時としては巨額とも言える賞金総額10万米ドルという大きな触れ込みで登場し、瞬く間に大競走のひとつに数えられるようになった。その賞金額から、当時は「ハンドレッド・グランダー（Hundred-Grander）」という別名でも呼ばれていた。現在でも冬季の大一番として目されるほか、3月初頭という施行時期からドバイワールドカップへのプレップレースとしての側面も持つようになっているが、本競走をステップにドバイワールドカップを制した馬はいない。

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