神羅電気動力株式会社(しんらでんきどうりょくかぶしきがいしゃ、Shin-Ra Electric Power Company)は日本のゲーム会社スクウェア(現スクウェア・エニックス)が製作したゲームソフト『ファイナルファンタジーVII』やその外伝的作品に登場する架空の企業。同作品内で強い存在感を放っている。作中では専らその略称である神羅カンパニーの名で呼ばれている。あるとき魔晄炉によって星の中心から「魔晄」と呼ばれるエネルギーの抽出に成功し、電力事業に進出してから、世界的大企業となった。一時期は宇宙開発事業にも積極的に投資していたが、現在では力を入れていない。世界的大都市であるミッドガルは企業城下町であり、都市の開発からインフラストラクチャー事業、治安維持まで一手に独占しており、同社の影響力は非常に大きいものとなっている。本社所在地ミッドガルを中心に、非常に幅広い事業領域を持っているのが同社の特徴である。そのほかにも様々な事業領域を持っている。また、オートバイや自動車、船や飛行機、潜水艦などの製造を行っている。同社が「魔晄」と呼んでいるものは、星の生命の源泉とも言うべき「ライフストリーム」であり、それらを抽出して加工することは、星の生命を消費することに繋がる。よって、大規模な魔晄炉がある地域では動植物に深刻な影響が出ている。これに伴い、ライフストリームの抽出に批判的な反神羅組織などが暗躍している(『FFVII』『BC FFVII』では反神羅組織「アバランチ」が活動している)。また、企業の上層部には非常に強権的な経営手法を奉じている人物たちが多く、それが独占的な経営状態と絡み、世界全域に専権的な企業支配を強いる結果となっている。それは本社所在地ミッドガルの凄まじい貧富の差、本来行政権を行使するべきドミノ市長を差し置いて、企業の決定が実質的に行政の決定となってしまうといった、異常な状態からも伺える。「治安維持」という名目のもと、ほとんど私刑に近いかたちで同社に反抗するものたちの命を奪うことも辞さず、その非人権的手法は裏では批判されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。