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寒冬

寒冬(かんとう)とは平年(1981 - 2010年の平均)に比べて気温の低い冬のことである。気象庁による3階級表現で12 - 2月の平均気温が「低い」に該当した場合の冬をいう(階級表現に関しては外部リンクも参照のこと)。なお平年値は10年ごと(西暦で1の位が1の年)に更新されるため、階級表現も更新される。そのため、当時の平年値では「並冬」であった冬が更新された平年値では「寒冬」となる場合もある。また、逆に「寒冬」が「並冬」または「暖冬」となる場合もありえる。特に2011年5月18日から使用されている新平年値は1981 - 2010年の平均となるため、暖冬年が少ない1970年代(1970年代に暖冬になったのは1972年、1973年、1979年)が取り除かれ、暖冬年が多い2000年代(2002年、2004年、2005年、2007年、2009年、2010年が暖冬)が新たに入るため、これまでに比べて暖冬年の統計が大きく占めることとなる。そのため場所によっては大幅な平年値の上昇が懸念され、特に1990年代まで使われていた平年値では平年並みとされた冬さえ次期平年値では平年比-1.0℃以上の大寒冬として扱われる可能性がある。近年(1980年代以降)での全国的な寒冬は特に2月を中心に異常低温となった2011 - 2012年など。史上最低の気温の低さとなった冬は1944 - 1945年。日本では偏西風の蛇行や北極振動が負になって寒気が流れ込みやすい時に寒冬になるとされ、寒冬年は豪雪を伴うこともある。日本では、戦前において寒冬傾向が顕著であった(ただし、暖冬の年がないわけではない)。戦後においては比較的暖冬の年が多かった1948 - 1960年の間を除いては1986年頃まで寒冬となる年が多く、2年以上連続で寒冬になることも少なくなかった。しかし、1987年以降は暖冬傾向が顕著となっており、寒冬年は減少している。特に1990年代は当時の平年値(1961 - 1990年)で1996年を除き一貫して暖冬であった(ただし、現在は平年値が上昇したため、1994年や1995年は平年並みになっている)。2000年代に入ると北日本を中心に並冬や寒冬となる年もみられるようになり、特に北海道では2001年に顕著な寒冬となったものの全体的には暖冬傾向が続いている。しかし、2010年以降は暖冬傾向が弱まっていると見受けられ、同年以降に記録的な高温が続出している夏や秋とは対照的になっている。1987年以降の日本の暖冬傾向の原因として都市化や地球温暖化、地球規模の気候変動が関連すると考えられているが北極振動や太陽活動の関連性も指摘されている。またラニーニャ現象の発生年は日本列島では寒冬になりやすい傾向にあり1963年、1984年、1996年、2006年、2012年などはその代表例である。ただし、1977年や2016年1月などエルニーニョ現象の発生年でも寒冬になることもあり、因果関係ははっきり解明されていない。戦後においては日本列島全体が寒冬となることは少なく北冷西暖型(北日本で低温、西日本や南西諸島で高温)、北暖西冷型(北日本で高温、西日本や南西諸島で低温)に分かれることが多い。近年、特に2000年代後半以降は北暖西冷傾向が顕著であり朝鮮半島や中国大陸部から押し寄せる西日本中心の西回り寒波が主体となる一方、シベリア東部やサハリンなどから北海道以南へ南下する北・東日本中心の北回り寒波は極めて少なくなっている傾向があり、どちらかというと北暖西冷型の冬が多く、特に2011年と2015年はこの傾向が著しかった。しかし、2012年・2013年は2年連続での北冷型(北日本ほど負の偏差が大きかったが、西日本でも平年を下回った)、および3ヶ月を通しての低温になった。また寒冬年は寒気の強さを反映して春も寒春傾向になりやすく新緑や桜の開花などが遅れることが多い。但し1949年、1993年、2010年など記録的な暖冬の年でも寒春になったこともあれば、1961年、1967年、1982年、1985年、2001年、2003年、2006年のように寒冬年でも暖春になったこともあるので、必ずしも冬の気温が春に直結するとは限らなく、2007年などを筆頭にむしろ大暖冬の年は並春や寒春になりやすい場合がある。戦後直後の1950年代 - 1960年代で規模が大きい日本の寒冬は1953年、1957年、1967年、1968年など。1970年代に突入すると寒冷化(地球寒冷化)が進み、以前の20年間よりも気温が低い冬を多く出した結果となった。1970年代 - 1980年代は寒冬がとても多く、規模がかなり大きい寒冬は1970年、1974年、1975年、1977年、1981年、1984年、1986年と、1950年代 - 1960年代に比べてかなり多くなっている。現在の基準で、全国平均が平年以下(平年差が0.0℃を下回る)となった寒冬は1970年、1971年、1973年、1974年、1975年、1976年、1977年、1978年、1980年、1981年、1982年、1983年、1984年、1985年、1986年など、ほとんどが寒冬で、日本戦後有数の大寒冬も、多くが1970年代 - 1980年代である。1990年代は異常に暖冬が多く、全国平均が平年以下となったのは1996年のみ。21世紀以降では地球温暖化により寒冬が減ってきているが、2000年代以降の全国平均が平年以下(平年差0.0℃を下回る)となった寒冬は2000年、2001年、2003年、2006年、2008年。2010年代では2011年、2012年、2013年、2014年などと1990年代に比べれば増えている。2011年以降は北海道を除き暖冬年がほとんど無く、寒冬が多くなっている傾向にある。2012年は長期間に渡り安定した低温となり、1986年以来最も気温が低い冬となった。西日本や東日本の2012年2月は2008年や2000年の2月の低温に及ばなかったもの、多くのアメダスの観測所で最低気温の更新が相次いだ。この年の冬は、日本列島に低温をもたらすラニーニャ現象が起きていた。2011年1月は西日本や東日本でに非常に長期間安定した冬型の気圧配置となり、平年を大幅に下回って平成で最も寒い1月となった。この年の1月と3月の気温は近年でもない顕著な低温だが、2月が暖冬だったことや、気象庁の見解では、3月が冬に含まれてないことにより2011年はやや寒冬程度となった。2013年前年12月(2012年12月)は12月としては50年ぶりの低温とされる2006年前年12月(2005年12月)には及ばないが、全国的に非常に寒い12月となった。2013年2月下旬には北日本で歴史的寒波が到来し、青森県酸ヶ湯で日本のアメダスの観測史上最深の積雪となる566cmを記録したり、仙台や福島市で真冬日となるなどと厳寒(平成25年豪雪)。2014年2月上旬、下層寒波については10年に1度の強い寒波が流れ込み、ともに沖縄付近などの海上から低気圧の発達(南岸低気圧)が相次いだため比較的雪が珍しい太平洋側で記録的な大雪となった(平成26年豪雪)。8日は東京で1994年から20年ぶりに日中で氷点下となったりと厳寒。一方、全国的な寒冬が目立つ中、北日本は2013~2014年が平年並みで2014~2015年が暖冬となり、北海道に関しては、2015年2月は観測歴史上3番目に気温が高く、道内各地で平均気温を更新する記録的な大暖冬となった。さらに、北海道のみに限らず北日本総合の2015年の3~5月(春季)は平年比+1.9で観測史上最も暖かい春となっている。北日本では2010~2011年も暖冬であったことを考慮すれば、2010年代では6年間で2011~2012年、2012~2013年の2シーズンのみが寒冬となったにすぎず、それ以外はすべて暖冬、もしくは平年並みとなっている。全体としては、2010年代は北暖西冷傾向が強く出ており、西日本主体に寒気が流れ込みやすくなっている。出典: 過去の地域平均データ 気象庁前述の通り気象学的には冬の期間は12月から2月にかけての3か月間を差し2つの年をまたぐこととなるため、本項でも1シーズンを2つの年で記述する(例:「1944 - 1945年」と記載される場合、1944年12月から1945年2月にかけての冬を表す)。出典:日本の地域平均気候データ、季節の地域平均気候表・気象庁、気象庁|日本の季節平均気温偏差平均気温に用いられる気象官署17地点上記から転じて、非常に厳しい状態を「厳冬」・「寒冬」と表現することもある。特にストーブリーグでは時期になぞらえて、大幅減俸など圧倒的に選手側不利な契約更改を「厳冬更改」と表現することが多い。

出典:wikipedia

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