


『爆ボンバーマン』は1997年9月26日にハドソンから発売されたアクションゲーム。NINTENDO64のボンバーマンシリーズ第1作目。北米版の名称は " である(日本国内で発売されたボンバーマン64とは異なる)。ボンバーマンシリーズは、これまではほとんどの作品において「1-2画面分のフィールド上に縦・横に規則的に設置されたブロックの間の通路を移動しながら、十字型に爆発する爆弾を使用して戦う」というものであり、開発スタッフの間では作業感覚が強すぎるとの意見があった。それを撤廃するというコンセプトで本シリーズが作られたため、フィールドは広大な3Dマップとなり、規則的に配置されたブロックもなく、自由に移動出来るようになった。その影響で爆弾の爆発も球状となっている。その上、これまではアイテムを取ることでしか使用できなかったボムキック(設置した爆弾を前方に蹴り転がす)・ボム投げ(爆弾を前方に飛ばすもので、作品によってグローブだったりパンチだったりする)を標準で使用出来るようにした。その他にもこのシリーズで新しく採用されたシステムを挙げていく。爆弾に体当たりするこれまでの方法に加え、爆弾を設置するAボタンを置いたその場でもう1度押すことでもキックできる。また、これまでの作品では爆弾が2個以上列になって設置されていた場合は、その方向にボムを蹴ることはできなかったが、本作ではビリヤードのように奥のボムを飛ばせる。ボム投げそのものは前述の通りこの作品以前にも存在していたが、今回はアイテムや敵キャラクターも持ち上げて投げることが出来る。敵キャラクターを投げるにはボムをキックしたり投げたりする形で直接当てて、気絶させる必要がある。応用次第では場外に投げ捨てたり、足場代わりにすることも出来る。今回は爆弾を持ち上げたときにAボタンを連打することで、爆弾を巨大化させることが可能になった。これが溜めボムであり、爆風も大きくなるほかに敵キャラクターに直接投げつければその重さで押しつぶす事も可能となっている。大きく重いために一度投げつけると爆発させるしかなく、持ち上げたり蹴ったりすることは出来ない。3Dマップを自由に移動出来るようになった本シリーズだが、これまでと同様にジャンプすることは出来ない。その代わりに設置した爆弾を足場にすることが出来るようになっている。しかしあくまで自力でジャンプすることは出来ないため基本的には窪みに爆弾を落とし、その上に飛び乗る形となる。気絶させた敵キャラクターを同様の方法で足場に活用することも可能。サイズの大きい溜めボムを置いたり、既に設置した爆弾の真上にさらに爆弾を積み上げることで、複雑な足場を作れるようになっている。設置には割と緻密なボムの置き方が要求されるため、パズル要素が強い。また、ボムの特殊な使い方によって強引に段差を上る、通称自力ジャンプという荒技もある。こうしたジャンプアクションの際、これまでの作品では「1マスずつ跳ねる」ものだったが、本作では「一定距離ずつ跳ねる」ものである。バトルモードでボンバーマンをドレスアップさせることが出来るもの。頭・体・腕・足ごとに様々なパーツがあり、ストーリーモードをプレイする過程で収集することになる。装着したパーツによって見た目が変化するので個性的な姿になることが出来る。ストーリーモードとの関連性は無いが、コントローラパックにドレスアップさせたデータを記録すると、バトルモードにおいてその姿で戦えるようになる。能力的な面には影響を及ぼさないが、一味違ったバトルを楽しむことが出来る。またバトルで勝利した際にボンバーマンが一言しゃべるようになる(ある特定の組み合わせでドレスアップすると対応したボイスになる)。1-4人で対戦することが出来るモード。複数のステージから舞台を決めることができ、あらかじめ設定した回数だけ勝った者が優勝する。ルールが全部で2つあり、勝つための条件がそれぞれ異なっている。互いに爆弾で攻撃をして、倒された者から脱落し、最後まで生き残れば勝ち。詳細設定によっては、残り1分以下になるとステージに危険な攻撃が降り注ぐサドンデス・倒された者が半透明の姿でフィールドに残ってまだ生き残っている者に触れることにより、操作権を奪い取れるゴーストの要素もある。ゴーストに取り付かれた場合は気絶したときと同じく、スティックを素早く入力することで速く振りほどくことができる。2つのチームに分かれてバトルをするルール。このルールではプレイヤーキャラクターの他に宝石があり、宝石は自由に持ち運ぶことが可能。プレイヤーは倒されてもすぐに復活することが出来るが、宝石が爆弾によって壊されてしまうと、爆弾の破壊力に応じて宝石の耐久力が減る。相手チームの宝石の耐久力を0にすると勝ち。惑星のエネルギーを吸収し、それを所有者の力の源とする「宇宙石(コズミックキューブ)」。このコズミックキューブの持ち主『アルタイル』は、マスカー3人衆と呼ばれる部下達と共に様々な星を我が物としてきた。そして、アルタイルの次なるターゲットは、ボンバーマン達の暮らすボンバー星だった。アルタイルは要塞「ブラックシティ」と共にボンバー星を訪れ、侵略を開始する。その様子を呆然と見ていたボンバーマンの前に、シリウスと名乗る謎の男が現れる。奴らに恨みを持っているという彼はボンバーマンに共闘を持ちかけ、ボンバーマンも星を守るためそれを受け入れる。果たしてボンバーマンはアルタイルを倒し、ボンバー星に平和を取り戻すことが出来るのだろうか。ボンバー星を支配しようとする黒幕、アルタイルを倒すのがこのゲームの目的である。開始時点では彼の居る要塞「ブラックシティ」はバリアで守られているため、エネルギーを供給している周囲の惑星から攻略していくことになる。惑星は各4つのステージで構成されており、ステージ1・3が通常のステージで、ステージ2・4がボス戦となっている(特にステージ4では手強い巨大ボスが待ち受けている)。ステージ4までクリアできればその惑星をクリアしたことになり、エネルギーの供給がストップされる。4つの惑星全てをクリアすれば、ブラックシティへの侵入が可能となる。このゲームの主なやりこみ要素であり、ステージ攻略度を大まかに示す成績アイテムとなっている金色のカード。1つのステージにつき5枚ずつ手に入る。手に入れるには様々な条件が存在しており、その入手方法はステージによって大きく2通りに分かれる。全部集めると隠し要素が出現する。ゲームを最初から開始する時は、難易度を選択することになる。一度決定した難易度は変更できない。「わくわくモード」と「どきどきモード」の2種類があり、後者の方が難しいゲームバランスに仕上がっている。各ワールドの最終ステージに待ち受ける大ボス(但し、アブソリュートとマスターはステージ2の中ボス)。戦いの前にシリウスが現れてリモコンボムをくれる(条件によっては隣に置いてある)。
出典:wikipedia
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