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東京湾炎上

『東京湾炎上』(とうきょうわんえんじょう)は、東宝制作により1975年に公開された特撮映画。同時上映は『がんばれ!若大将』。石油を満載したタンカーをシージャックしたテロリストと乗組員たちの人間模様と、事態の秘密裏の解決のために情報操作を行う政府を描いたパニック映画。映画が公開された当時は、『日本沈没』や『ノストラダムスの大予言』などのパニック映画が流行しており、また前年に第十雄洋丸事件が発生するなど、石油タンカーの爆発事故が相次いでいたため、これらに影響を受けて制作された作品である。特撮映画だが、ミニチュア撮影されたシーンは少なく、炎上する東京湾のシーンは、実景にセットで撮影した炎を合成したものである。一方、メインの舞台となる「アラビアンライト号」は、特殊美術スタッフの井上泰幸によって全長7.2mの巨大なミニチュアが制作され、航行シーンはワイヤーをつけたトラックで牽引している。またコンビナートや喜山CTSの爆発シーンでは、特技監督の中野昭慶は「粘着性のある爆発」にこだわり、石油タンクのセット内に様々な化学薬品や火薬を調合して仕込んで派手な大爆発を撮影している。「アラビアンライト号」の甲板・船内シーンの撮影には山下新日本汽船のタンカー山菱丸と若鶴丸を使用している。シージャッカー襲撃シーンの撮影は石油積載状態で行うのは危険なため、鉱石運搬兼用船である若鶴丸が鉱石のみを積んで停泊している二日間に集中して撮影された。予告編では、映画音楽としては珍しく禿山の一夜が使用された。原油を満載して帰国しようとするマンモスタンカー「アラビアンライト」は浦賀水道を航行中、石油メジャー排除と資源ナショナリズムを主張するテロリスト集団にシージャックされた。テロ集団は、日本人のムンクを介して、タンカーの原油タンクに時限爆弾を仕掛け、喜山CTSを爆破した上で、その様子をテレビ中継しなければ、東京湾の中央に停泊させた「アラビアンライト」を爆破すると要求。要求が事実である証拠に、24時間後に石油タンカーのうちの1隻が爆発すると予告した。もし「アラビアンライト」が爆破されると、積載された原油の気化で沿岸部のコンビナートも誘爆し、発生した有毒ガスで首都圏の住民は勿論、行政・産業・交通も全滅。一方、要求どおり喜山CTSを爆破した場合は、「アラビアンナイト」の数十倍の原油によって鹿児島湾が死の海になると予測される。政府はすべての石油タンカーの洋上退避を指示し、人質解放の交渉のために時間稼ぎをするが、その間に脱出を図った乗組員は射殺され、司厨長の死と引き換えにテロ集団のメンバーの一部を拘束に成功した。そんな中、予告どおり、清水港のタンカー「さうじ丸」が爆破される。一向に進行しない事態に、対策本部長の葛城は、現地からの映像に特撮の爆破映像を合成してテロ集団を欺くことを提案。喜山CTS附近を立ち入り禁止区域にし、映画監督を対策本部に招く。膠着した船内でも、拘束されたメンバーと人質の一部が交換され、テロ集団内に対立が深まりだす。そして遂に、要求どおり喜山CTS爆破の特別番組の放送が始まり、現地からの映像でも戦闘機の爆撃で石油タンクが次々と爆発していく。だが、実は既存のパニック映画の映像を現地からの映像に合成して放送しているのだ。作戦の成功を確信した葛城だったが、現地で雨が降り出したことから、映像が合成であることがテロ集団に知られてしまう。リーダーのシンバは時限爆弾を起動させ、乗組員たちに退船するよう命じる。ところが、日本人に両親を虐殺されたメンバーが反発、メンバー同士の銃撃戦になる。その最中に乗組員たちは反乱を起こし、テロ集団を全滅させた。シンバが必死に隠滅しようとしたメモから、乗組員たちは仕掛けられた時限爆弾を撤去していくが、1個だけが外れて原油タンク内に落ちてしまったことが判明。折りしも、海上自衛隊の特殊部隊が乗船してきた。彼らは万一に備え、液体内で行動が出来る特殊潜水服とソナーを持ち込んでいたのだ。潜水服を着た館は原油タンク内に潜り、時限爆弾を探し始める。残された時間は10分。はたして時限爆弾は見つかるのか?

出典:wikipedia

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