ソステヌート("Sostenuto")は、フレデリック・ショパンが1840年7月20日に作曲したピアノ用の小品である。1952年にイギリスの個人所蔵から発見され、1955年になって出版された。クリスティナ・コビラニスカによる作品番号リストではKK IVb-10、モーリス・ブラウンによる作品番号ではBI 133。タイトルは「音を保って」を意味する音楽用語であるが、緩やかな4分の3拍子のため、ワルツに分類されることもある。なお、ブラウンはノクターン、マズルカに分類されてもよい、と述べている。献呈先は弟子のエミール・ガイヤールとされている。ソステヌート、変ホ長調、二部形式。変ホ長調音階に属さない嬰ヘ、変ハ音を旋律線に挿入する点は、ショパンの作曲語法の成熟を示している。後半部は転調しないが、左手の低く憂いを含んだメロディーが印象的である。関孝弘は、前半部を繰り返す三部形式の形で演奏するのも良いであろう、とコメントしている。
出典:wikipedia
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