ハナビシソウ(花菱草、学名:"Eschscholzia californica")は、ケシ科ハナビシソウ属の耐寒性一年草である。別名、カリフォルニアポピー。明治時代に渡来し、家紋の花菱に似ているために、この名がある。同属植物は8-10種あり、いずれもアメリカ合衆国西部に分布している。ハナビシソウは、草丈60cmくらい、茎は根元からよく出て株立ちになり、葉は掌状に3裂する。4月から5月にかけて、花径7-10cmくらいの4弁花を開く。花色は、濃い黄色が基本だが、淡黄色・オレンジ色・朱色・サーモンピンクなどのものもあり、八重咲きもある。花壇や切り花用に用いられている。属名は、ロシア系ドイツ人の医師、博物学者のヨハン・フリードリッヒ・エッショルツ(Johann Friedrich Eschscholz 1793 - 1831)に由来する。ロシア語のщをドイツ語でschschと綴るため、非常に読みにくい名前になっている。同属の植物に、ヒメハナビシソウ "E. caespicata" があり、草丈30cmくらい、花も4cmくらいと小柄で、鉢植えやプランター植えに栽培されている。寒さに強く、病虫害もほとんどない丈夫な草花である。秋分頃に花壇に直まきする。タネは比較的細かいが、タネが見え隠れする程度に覆土しておくと、1週間くらいで発芽する。日当たりと排水のよいところなら、ほとんど手がかからない植物である。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。