クロコルージュ ("Croco Rouge") はフランスの元競走馬で現在は種牡馬となっている馬。競走馬時代は中距離戦を得意とし、1998年のリュパン賞などを制するなど活躍した。重馬場好きの末脚自慢の馬のため、絶えず惜敗がつきまとっていた馬でもある。出走したのは13戦であるが、2着と3着は計6回を数える。また日本では、エルコンドルパサーがフランス遠征初戦として挑んだ1999年のイスパーン賞で同馬を破った馬としても知られる。1999年の凱旋門賞でモンジュー、エルコンドルパサーに次ぐ3着となったのを最後に引退した。種牡馬としてはまずアイルランドで1シーズンを過ごしたあと、日本中央競馬会 (JRA) によって700万ドルで購入され、2001年から日本で供用。しかし種牡馬としての人気は今一つで、2005年の種付けを最後に再びアイルランドへ障害競走用種牡馬として売却された。2007年にフィールドルージュが名古屋グランプリを制し、産駒が日本の重賞及びダートグレード競走初勝利を挙げ、2008年には川崎記念を制し、日本のGI・JpnIレース初勝利となった。父のレインボウクエストは欧州独特の重厚な血統で、母の父であるアレッジドもそれほど日本で実績が無く、日本での産駒は苦戦を強いられている。欧州の種牡馬の産駒がしばしば日本のダートに適性を見いだす場合もあるように、同馬はダートでの競走実績はないが代表産駒はダートを得意としている。現状では産駒の数も乏しく、種牡馬としての実績もそれほどではないため産駒の適性については判断の分かれるところである。半姉Alidivaの産駒にオイロパ賞とローマ賞を連覇したTaipan、サセックスステークス勝ち馬Ali-Royal、1000ギニー勝ち馬Sleepytimeなどがいる。
出典:wikipedia
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