行政主席選挙（ぎょうせいしゅせきせんきょ）とは、アメリカ施政権下の沖縄で行われた、行政主席を選ぶための選挙をいう。1950年発足の群島知事は、住民の直接選挙によって選ばれたが、琉球政府が設立されたとき、行政主席は米国民政府による直接任命されることとされた。その後、立法院の有力者に諮ったり、立法院の指名による選出など、米国民政府は一定の譲歩を図ったが、それでも直接選挙制の要求は収まらず、1968年に住民による直接選挙制が導入されることになった。行政主席選挙は立法院議員選挙と同日に行われ、任期も立法院議員と同様3年であった。任期満了に伴う選挙のことを「通常選挙」という。

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