内務省（ないむしょう、）は、フランスの省の一つ。フランス国家の総合的な国内治安、犯罪対策、大規模自然災害に対する政策を担当する。所管する内務大臣は、フランスにおける内閣の重要ポストのひとつである。パリ8区のボーヴォ館に本省を置く。フランス内務省には、法秩序維持のためにフランス国家警察、フランス国家憲兵隊（平時は、機動憲兵隊を内相が）をそれぞれ管轄下に置く（"詳細はフランスの警察 を参照"）。そのほか、内務省の管轄事項としては、民間防衛と安全保障の管理（消防はこの隷下にある）、旅券、身分証明書などの各種証明書発行、ネットワーク管理、中央および地方政府の関係に関すること、全国ならびに地方レベルにおける物流および選挙管理（ただし選挙結果に関しては、憲法評議会および行政裁判所がこれを管轄下に置く）など広範囲にわたっている。地方圏およびその下位にある地方自治体は内相の監督下にある。現在のヴァルス内閣においては、ベルナール・カズヌーヴが内務大臣を務めている。より

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