パレオエクスプレス(PALEO EXPRESS)は、秩父鉄道が秩父本線(秩父線)熊谷駅 - 三峰口駅間にて1988年(昭和63年)3月15日より運行している、蒸気機関車牽引による臨時列車である。時期(イベントなど)によって、「SLさくら号」「SL熊谷うちわ祭号」「SL秩父夜祭号」などの別称がつく日がある。(2012年(平成24年)8月に蒸気機関車が事故により損傷した際は、暫定的にデキ200形などの電気機関車が牽引した。)ここでは自由席車両を自、指定席車両を指とし、牽引の蒸気機関車をSLと表記する。車両番号は以下の通り。熊谷駅 - 武川駅 - 寄居駅 - 長瀞駅 - 皆野駅 - 秩父駅 - 御花畑駅 - 三峰口駅毎年、概ね3月中旬から12月初旬の期間に運行され、冬季は運休となる(ただし、蝋梅のシーズンのように電気機関車牽引で運行する事もある。その場合、運行区間が蒸気機関車牽引の時とは異なる)。なお、2013年度は初めて冬季にも運行された。土日祝日の運行が中心であるが、学校の長期休暇中や埼玉県民の日(11月14日)、秩父夜祭開催日(12月3日)などで平日に運行されることもある。なお、平日運行の場合、休日運行と若干異なるダイヤとなる。1300万年前に絶滅した海獣パレオパラドキシアが秩父地方に生息していたことにちなみ、その頭の「パレオ」に「エクスプレス(急行)」を組合わせた造語である。なお運転開始当初は、炭水車の側面にこのパレオパラドキシアの姿をデザインした金色のエンブレムが描かれていた。パレオくんは、2001年5月26日に初登場したが、それはハイキングのチラシであり当列車関連ではなかった。2005年からは着ぐるみも登場、以降、年初めの出発式やわくわく鉄道フェスタなど各所に登場するようになる。パレオくんの女の子版のパレナちゃんが、2008年初登場した。なお、名前は広瀬川原車両基地で開催された、わくわく鉄道フェスタ2008で公募によって決定した。乗車には乗車券のほか、「SL座席指定券」(720円)または「SL整理券」(510円)が必要。蒸気機関車の不調や貸出などにより、電気機関車による代替牽引運転になった場合、乗車券のみで乗車できるため、これらは払い戻しとなる。運転開始当初は、急勾配に備えて電気機関車の補助機関車を最後尾に連結して運行していたが、後に蒸気機関車単機での牽引が可能であると判明して以来、回送時と蒸気機関車の状態不良、長期検査時、イベントによる重連運転などを除き、使用していない。
出典:wikipedia
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