鈴木 皖武（すずき きよたけ、1941年2月6日 - ）は、愛媛県出身の元プロ野球選手。土居高校から東京鉄道管理局に就職。1962年に国鉄スワローズに入団。1年目から41試合に登板し、中継ぎとして活躍する。特に1966年は自己最多の62試合に登板し、翌1967年にはオールスターゲームに出場した。1968年オフに西園寺昭夫との交換トレードで阪神タイガースに移籍。移籍後も中継ぎとして活躍していたが、1973年6月に監督の金田正泰を殴り、謹慎処分になる（同年11月には権藤正利も金田を殴打し、引退している）。小柄ながらサイドスローからの威力のある直球に加え、スライダー、カーブ、シュートを武器に活躍した。巨人キラーでもあり、66年には8勝のうち5勝を巨人戦でマークしている。1974年も好成績を残したものの、小川精一・上辻修・森山正義・平山英雄と共に、池辺巌・井上圭一との5-2の交換トレードでロッテオリオンズに移籍。1975年限りで引退。1976年から2015年までロッテのスカウトを務めた。

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