興野(おきの)は、東京都足立区中部の地名。現行行政地名は興野一丁目および二丁目。住居表示実施済み区域である。郵便番号は123-0844。足立区中部に位置する。隣接する地域は北は西新井本町、東は本木、南は本木東町および本木北町、西は扇。隣接する周辺地域と同様、古くから発展してきた町であり昔ながらの細く入り組んだ道路が町域内に広がる。江戸時代には大師道、近代には鳩ヶ谷道とも呼ばれた道路で、現在では本木新道と呼ばれるバス通りが町域の真ん中を南北に走り、通りの東側が興野一丁目、西側が興野二丁目である。興野一丁目は中小工場とそれを取り巻く住宅街からなる下町風景が広がり、興本図書館や体育館などの文教施設などもある。一方の興野二丁目には寺院や神社などが多く点在する。以下に農村時代に用いられていた旧興野村の小字を紹介する。1363年に開山されたと伝わる善応寺には室町時代の板碑が発見されており、この頃から興野の地に人が住んでいたことが推測されるが、興野の名が文献に初めて登場するのは江戸時代に入ってからのことである。かつての興野の範囲は現在よりも広かったが、住居表示の実施によって興野町の南半分のみが興野とされ、北半分は大部分が西新井本町に、一部が西新井栄町に編入された。西新井本町四丁目の興野保育園・興野邑公園・東京都住宅供給公社興野町住宅、西新井本町五丁目の興野北公園、西新井栄町三丁目の興野第二児童遊園に当地がかつて興野の一部であった名残りが見られる。「興野」という地名がいつ頃から使われているかは諸説あり定かでない。有力な説では江戸時代の開拓期に「奥野」と表記され呼ばれていたものが転訛し「興野」となった、というものである。
出典:wikipedia
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