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フォルクスワーゲン・パサート

パサート("Passat" )はドイツの自動車メーカー、フォルクスワーゲンの中型(Dセグメント)セダンおよびステーションワゴンである。2013年時点での現行モデルは7代目。車名の由来は貿易風を意味するドイツ語。VWの車名には、ジェッタ、ヴェント、ボーラ、シロッコなど、他にも風の名前から取られたものがある。1960年代後半、フォルクスワーゲン・K70(ロータリーエンジンを搭載したNSU・Ro80のレシプロエンジン版)などあったものの商業的に成功していたとは言えず、フォルクスワーゲンの主力車種は依然ビートルであった。この状態から脱却するために開発されたのがパサートである。1973年、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインしたとされる初代パサートは、アウディ・80をベースとする姉妹車であり、アウディ・80がノッチバックだったのに対し、パサートはファストバック・スタイルを採用し、より若々しいキャラクターづけがされていた。2世代目も同じくアウディ・80をベースとするが新たにノッチバックのサンタナがデビューし、貿易摩擦解消の意味も兼ねて、日本では日産自動車がノックダウン生産していた。3世代目では、アウディとの姉妹関係は解消され一般的な横置きエンジン・前輪駆動(4WDのシンクロも存在する)の方式に改められ、主に居住性が向上している。再び、アウディとプラットフォーム(A4)を共用する5代目では、アウディV8エンジンに匹敵する8気筒W型エンジン搭載モデルが登場し、堅実なファミリーセダンからフォルクスワーゲンのフラッグシップとして高級化を目指した。6代目モデルでは再び横置きエンジンとなり、ゴルフと姉妹関係になった。以下はいずれも本国での発表年で、エンジンは日本国内で販売された車種に搭載されたものを記載する。アウディ・80(初代)をベースとしていたので縦置きエンジンで前輪を駆動する。フロントフェンダーやドアパネルなども同じ物が使用され、コストダウンに徹したのが伺える。当初のラインナップは2ドアと4ドアのファストバック・セダンだけであったが、5ドアハッチバック、ヴァリアント(ワゴン)が後に追加される。ゴルフ同様、経済性の高いディーゼルモデルも追加され人気を博した。1977年、マイナーチェンジが施され、ヘッドライトが丸型2灯から丸型4灯式に変更された。翌1978年のマイナーチェンジではウレタンバンパーが採用され、フロントウインカーがバンパーからヘッドライト横に移された。ブラジル法人の「フォルクスワーゲン・ド・ブラジル」でも生産されたほか、日本へは全年式に渡ってヤナセが輸入を行っていた。初代と同じくアウディ・80(2代目)をベースとしている。相変わらず縦置きエンジンであるが、1984年には4WDであるシンクロが追加されている。ボディ形式は3ドアが落とされ、5ドアハッチバックとヴァリアントがラインナップされていたが、1981年にはノッチバックのサンタナがデビューしている。ゴルフが発売されて以降、ヤナセでのフォルクスワーゲン車の販売はゴルフが主力となっており、この代は正規輸入されていない(ヴァリアントのシンクロモデルが少数ながら並行輸入されている)。しかし、1984年からサンタナが日産自動車の座間工場でノックダウン生産されるようになり、ゴルフと同じ価格帯で購入できることから人気があった。一般的な横置きエンジンへ改められ、アウディとの姉妹関係は解消された。グリルレスのフロントマスクが特徴的で、サイドミラーの付け根部分のデザインまで空力に配慮している。ボディはハッチバックがラインナップから外れ、セダンもサンタナからパサートの呼称に統一、ヴァリアントとの2本立てとなる。また、全幅が1,700mmを超えたために日本の法規では3ナンバーとなる。ヤナセが輸入していたモデルのエンジンは当初2リットルDOHCモデルだけであったが、モデル末期に2.8リットルのVR6が追加されている。1988年6月には日産自動車とライセンス生産合意を発表。当初は日産サニー・プリンス販売会社でも併売されていた。途中からヤナセとフォルクスワーゲンとの提携が決裂し、ファーレン及びDUOでの販売となる。メカニズム面においては先代(B3)のキャリーオーバーであり、主に外観のリデザインを施した3代目のビッグ・マイナーチェンジ版だが、4代目として扱われることが多い。3代目のグリルレスのフロントは個性的であったが、やはり万人に受け入れてもらえず4代目では一般的なフロントグリルを持つものへと変更されている。このフロントグリルはハッピーフェイスと呼ばれ、1990年代後半のフォルクスワーゲンのデザインのスタンダードとなった。日本でのラインナップはヴァリアント(ワゴン)を主力に据えVR6とGLの2種、セダンがVR6のみと従来よりも整理された。またもやアウディA4 (B5)との姉妹関係が復活し、エンジンは再び縦置きとなった。ボディサイズは姉妹関係のDセグメント車A4より大きく、A4とEセグメント車のA6の中間ほどとなる。ボディタイプは先代と同様、セダンとワゴンである。当時VW全体で推し進められていたフェルディナント・ピエヒ博士主導による高級化路線によって、ボディデザイン、塗装やボディパネルの継ぎ目、各パーツの組み付け精度など内外装ともに品質が格段に向上した。当初のラインナップはアウディ製の5バルブヘッド・1.8リットルのターボと自然吸気(NA)の2種であったが、ライバルをより上級車に設定し、後にアウディの2.8リットルエンジンとクワトロを流用したV6シンクロが追加された。2001年に大幅なマイナーチェンジが行われ(B5.5と呼ばれる)、外観デザインを大幅に変更し、クロームパーツの多用や新たに開発したW8エンジンの搭載などで更なる高級化へとシフトした。ベーシックグレードのアウディ製1.8リットルエンジンは自社製の2.0リットルエンジンに置き換わり、シンクロは4モーションと名称を改められ、ラインナップにはV5やW8 4モーションが追加された。日本発売モデルのみ記す。再び、アウディA4との姉妹関係を解消してフォルクスワーゲン・ゴルフVとシャーシを共通化、横置きエンジンに改められたが、ボディは更に大型化されている。パワーユニットもゴルフと共用、W8エンジンモデルは廃止され、日本市場には直列4気筒及びV型6気筒を投入。ワゴンの名称はヴァリアントに戻された。ハイパフォーマンスモデルであるR36は日本ではヴァリアントのみが導入された。中国ではB5までは上海VWが製造・販売していたが、B6は一汽VWからマゴタン("Magotan" )の車名で製造・販売されている。一方、上海VWはシュコダ・スペルブB5をベースにパサート領馭("Lingyu" )という中国専用車を開発して販売している。2008年1月にはデトロイト・ショーで、4ドアクーペ(クーペフォルムを持つ4ドアセダン)のパサートCC(CC)が派生車種として発表された。2010年2月にヴァリアントのTSIコンフォートラインをベースとした特別仕様車「プライムエディション」が発売。外観には専用のフロント・リアスポイラーなどを採用し、トランスミッションは従来の6速ATから7速DSGに変更。足回りには専用のアルミニウムホイールとモビリティタイヤを特別装備された。また、同年でパサートが7代目に交代したため、R36は2009年モデルを最後に販売終了となった。2010年のモンディアル・ド・ロトモビルにて発表。ドイツ本国では同年よりデリバリーが開始された。実質的にはB6からのビッグマイナーチェンジであり、B3からB4、B5からB5.5のような大幅なフェイスリフトである。ワルテル・デ・シルヴァによるVW車の統一デザインアイディンティティが導入された。B7は北米地域には投入されず、代わりに後述のNMSが導入された。2011年7月5日には一汽VWから中国仕様車が新型マゴタンとして発表された。ホイールベースがB7から100mm延長されて2,812mmとなっており、後部座席の居住性が向上されている。日本仕様車は2011年5月19日に発表され、5月30日より販売開始した。先代で発売されていたワゴンタイプのヴァリアントだけでなく、2年ぶりにセダンタイプも導入された。トランスミッションは先代最終モデルであった「プライムエディション」と同じ7速DSGを採用するが、エンジンは先代の2.0リットルエンジンに匹敵する200N・m(20.4kg・m)の最大トルクを低回転域から発揮する1.4リットルTSI(直噴シングルチャージャーエンジン)を搭載。さらに、アイドリングストップ機構「Start/Stopシステム」とブレーキエネルギー回生システムを組み合わせた「BlueMotionテクノロジー」も採用されたことで燃費が先代比68%向上され、18.4km/リットル(10・15モード燃費)を実現。これにより「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」と「平成22年度燃費基準+25%」を同時に達成した。安全装備も充実しており、最新型のESP、8エアバッグに加え、ステアリング等への入力から検出してアラーム音と表示を行って休憩を促し、居眠り運転を未然に予防する先進的な「ドライバー疲労検知システム」も搭載された。2012年4月3日に仕様変更を行い、JC08モードに対応。同モードでの燃費は17.6km/リットルで、「平成27年度燃費基準+20%」を達成した。同年6月21日にはワゴンタイプのヴァリアントをベースにした4WD仕様「パサート オールトラック」を発売。フォルクスワーゲン版「オールロードクワトロ」と呼べる車種で、2.0リットルTSIエンジンと6速DSGを採用したため、パワフルな走行性能を保ちながら低燃費性能も両立。さらに、フォルクスワーゲン製のSUV以外では初採用となる「OFF ROADスイッチ(ラフロード走行アシスト機能)」を搭載するほか、最低地上高を30mm高め、バンパーにアンダーガードを装着し、タイヤを18インチにアップ、ホイールハウスエクステンションを装備するなどをしてラフロードでの走破性を高めた。2013年4月10日に「パサート」・「パサート ヴァリアント」を一部改良。「TSI Highline」において、純正ナビゲーションシステム「712SDCW」、駐車支援システム「Park Assist」、フルカラーマルチファンクションインジケーターを追加し、17インチアルミニウムホイールのデザインを変更。「TSI Comfortline」は内装にデザートベージュを追加した。2014年1月24日に「パサート ヴァリアント」の限定車「ナビエディション」を発売。廉価グレードの「TSI Comfortline」をベースに、上級グレードの「TSI Highline」に標準装備されている純正ナビゲーションシステム「712SDCW」をはじめ、リアビューカメラ「Rear Assist」、バイキセノンヘッドライト(オートハイトコントロール付)、ダイナミックコーナリングライト、ヘッドライトウォッシャーの5点(409,500円相当)を標準装備しながら、車両本体価格をベースグレードと同価格に据え置いた魅力的な仕様である。ボディカラーは「キャンディホワイト」と「ディープブラックパールエフェクト」の2色を設定し、各色150台ずつ、計300台の限定販売である。同年4月1日に消費税増税並びに原材料費の高騰などによる生産コストと輸送費の上昇を受けて価格改定を行い、パサートはグレードにより12.8万円~15.5万円、パサート ヴァリアントはグレードにより13.7万円~16.4万円、パサート オールトラックは19.4万円それぞれ値上げされた。同年6月3日に「パサート ヴァリアント」の特別仕様車「R-Line Edition」を発売。ドイツ本国でフォルクスワーゲンのスポーツブランドを担当するVolkswagen R GmbH社が監修した専用エアロパーツ(フロント/リアバンパー、サイドスカート、リアスポイラー)やヘッドレストに「R」ロゴの刺繍を入れた専用ファブリックシート、リアダークティンテッドガラス、スポーツサスペンション、専用17インチアルミニウムホイール、専用レザー3本スポークマルチファンクションステアリングホイールなどを装備しながらも、価格はTSI Comfortlineよりも158,000円(税込)安い価格設定になっている。。さらに、バイキセノンヘッドライト、純正ナビゲーションシステム「712SDCW」、レザーパッケージのオプション設定が用意されている。ボディカラーは「パサートヴァリアント」の現行モデルで初となる新色「トルネードレッド」を含む5色を設定している。2011年1月の北米国際オートショーにて北米向けパサートが発表された。開発コード「NMS」(New Midsize Sedanの略)として開発が進められてきた北米戦略車種となる中型セダンである。生産はアメリカ合衆国テネシー州チャタヌーガに建設された新工場にて行われる。エンジンは2.5リットル直列5気筒、3.6リットルVR6、2.0リットル直列4気筒ディーゼルの3種類。また、NMSは中国でも上海VWにて製造されており、同年4月の上海モーターショーにて新型パサートとして発表された。エンジンは3種類のTSI(1.4リットル、1.8リットル、2.0リットル)が搭載される。8代目は新モジュラー戦略「MQB」に基づいて開発され、ドイツ本国を含むヨーロッパでは2014年にデリバリーを開始。欧州カーオブザイヤー2015に選出されている。翌年の2015年7月16日に日本仕様車もフルモデルチェンジを発表し、同日より販売も開始した。8代目は更なる安全面の強化が図られており、既装備のエアバッグはニーエアバッグを追加して9エアバッグに強化したほか、エアバッグの効果を最適化する「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」を採用。また、助手席のフロントエアバッグには水素を用いた日本国内初認可となる新タイプのインフレーターを採用した。さらに、自動ブレーキに加えて停止後再発進の機能まで備えた最新世代のアダプティブクルーズコントロール「ACC」と車線維持支援システムの「Lane Assist」が連携した渋滞時追従支援システム「Traffic Assist」、レーダーとカメラを併用して前方を監視し、30km/h以下で走行している時には歩行者も検知可能なプリクラッシュブレーキシステム「Front Assist」、7代目ゴルフに初採用された衝突事故に遭遇した時にすぐに自動ブレーキを発動して衝突の反動に伴う2次衝突の被害を低減する「ポストコリジョンブレーキシステム」、安全な車線移行の為のレーンチェンジアシストシステム「Side Assist Plus」や後退時の事故防止のためのリアトラフィックアラートを標準装備した。「MQB」の導入に伴って全面的に再設計され、全長をほぼ据え置いた一方、ホイールベースを80mm拡大したことで、前後のオーバーハングが短くなり、ノーズの比率が長くなったことで伸びやかでダイナミックなプロポーションを実現するとともに、室内長を33mm拡大した。フロントデザインは3本のクロームバーを渡したラジエターグリルと立体的造形のヘッドライト、中央のVWバッジで構成された。ラゲージスペースはISO測定法で、パサートは586リットル、パサートヴァリアントは650-1,780リットルと大容量とした。パワートレインは先代同様、1.4リットルTSIエンジンを踏襲するが、こちらも「MQB」設計のオールアルミニウム製新世代ユニットとなり、アルミニウムクランクケースの採用による軽量化により、最高出力で28PS、最大トルクで50Nmそれぞれ向上したほか、軽負荷走行時に4気筒のうちの2気筒を休止させるアクティブシリンダーマネジメント(ACT)や先代から継続採用する「BlueMotion Technology」を採用したことでJC08モード燃費を20.4km/リットルに向上し、「平成32年度燃費基準+10%」を達成。既搭載のDSGは7速に多段化した。グレード体系はパサート・パサートヴァリアントともに、「TSI Trendline」・「TSI Comfortline」・「TSI Highline」・「TSI R-Line」の4グレードに細分化した。2016年7月5日、ヴァリアントに日本専用の特別限定車「Voyage」を発売。「TSI Comfortline」をベースに、通常はオプション設定となっている純正インフォテイメントシステム「Discover Pro」(ETC2.0対応車載器付き)とLEDヘッドライトパッケージを標準装備したほか、Car Window Filmレギュラースモーク(リア/リア左右)も装備した。ボディカラーは7色を設定しており、250台の限定販売である。同年9月6日、「R-Line」の改良モデルである「2.0TSI R-Line」を発売。「R-Line」で搭載されていた1.4L TSIエンジンに替わり、ゴルフGTIと同じく最高出力162kW(220PS)、最大トルク350Nm(35.7kgm)を発生する高出力・高トルク仕様の2.0L TSIエンジンを新搭載したほか、アクティブシャシーコントロール「DCC」を標準装備した。外観はアルミホイールを19インチに大径化。内装は専用ナパレザーシート、アルミ調ペダルクラスター、レザーマルチファンクションステアリングなどのR-Line専用インテリアを採用。また、テレマティクス機能「Guide&Inform(ガイド&インフォーム)」やコネクティビリティ機能「App-Connect」で構成されたモバイルオンラインサービス「Volkswagen Car-Net」に対応した純正インフォテイメントシステム「Discover Pro」を標準装備した。2016年6月7日に、「ゴルフGTE」に次ぐプラグインハイブリッドモデルとなる「パサートGTE」を発売。セダン及びヴァリアントの双方に用意され、10万8千円のクリーンエネルギー自動車等導入促進対策費の適用が受けられる。直列4気筒DOHC 1.4リッター直噴ターボエンジンにモーターを組み合わせたもので、EVモードでは国内のPHEVの中では最長となる51.7kmを実現。ハイブリッドモードではJC08モードで21.4km/Lの低燃費を、GTEモードでは0-100km7.4秒の加速を実現している。エクステリアは青いGTEエンブレムとLEDヘッドライトからラジエーターグリルの上部に伸びる水平ライン、フロントバンパーの左右にレイアウトされたC字型のLEDヘッドランプを採用した。インテリアは、シフトノブにブルーステッチが与えられ、専用のレザー3本スポークマルチファンクションステアリングホイールなどを装備している。上位グレードのGTE Advanceではフォルクスワーゲンでは初となるデジタルメータークラスターの「Active Info Display」やヘッドアップディスプレイを採用した。アラウンドビューカメラ「Area View」、駐車支援システム「Park Assist」、ドライビングプロファイル、アダプティブシャシーコントロール(DCC)等も装備している。安全面では、これまで提供されてきた各種安全システムを「Volkswagenオールイン・セーフティ」とし、「アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付き)」、「LaneAssist」、「プロアクティブオキュパントプロテクション」等を全車標準装備とした。

出典:wikipedia

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