増三和音(ぞうさんわおん)とは、和音の一種である。以上の3音から構成される三和音である。長三和音の5番目の音を半音あげて増5度としたため、不協和音扱いとなる。第五音と、根音の1オクターヴ上の音との間は減四度であるが、これは12平均律においては異名同音程である長三度に等しい。その結果、増三和音は1オクターヴ(=12半音)を3つの長三度(=4半音)で等分した形となる。一般的な用法としては、ハ長調の時(増三和音はCで表す)、C→C→Fなどの和音進行で用いる。同じ和音が続いて和音進行に面白みが感じられない場合、クリシェとして次のように用いられる。たとえばハ長調において主和音 C が連続する場合、次のようなクリシェが用いられることがある。ジャズでは、ドミナントコードとして7thなど、四和音以上が使われる。The BeatlesのAll My Lovingのサビの部分でC#m→C→Eのコード進行で、EとG#の音を変えずにC#→C→Bの遷移を用いることにより、間に不安定な増三和音をはさんで並行調のマイナーからメジャーに解決している。
出典:wikipedia
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