この項目では、コナミデジタルエンタテインメントの音楽ゲーム「BEMANIシリーズ」のひとつである『pop'n music』シリーズに登場する架空のキャラクターについて記す。『pop'n music』シリーズには、他のBEMANIシリーズで楽曲をプレイ中に表示されるような「ムービー」がないが、代わりに曲ごとに担当キャラクターが存在する。楽曲を演奏中、プレー画面左右にキャラクターが表示され、様々なアクションを見せる。その形態は楽曲に劣らず多彩で、特定のアーティスト、ジャンル限定の場合や、複数の曲で使用されるキャラクターも存在する。後に衣装を新たに再登場するキャラクターも多い。本項で詳述するキャラクターは、このプレー画面においてプレイヤーキャラクターとして使用可能なもの、または楽曲の担当キャラクターとして登場するものである。ポップンシリーズに登場するキャラクターのデザインはシンプルで、配色や陰影の効果なども最低限に抑えられている。初代デザイナーであるMZD MOMMYの特徴的な太さの線で描かれたデザインが、現在のシリーズでも主なキャラクターデザインのベースとして引き継がれている。キャラクターのデザインは毎作ごとに複数のデザイナーが携わっているため、同一作品内でもそれぞれ雰囲気の異なるキャラクターが多く登場している。キャラクターのデザインはその担当楽曲のイメージに合わせたものとなっており、芸能人や他社ゲーム、そして製作スタッフや参加アーティストなどを意識したパロディも初期シリーズから存在する。また、コナミの他ゲームの楽曲が移植された場合に、移植元となったゲームのキャラクターが出演する場合も多い。その場合、ほとんどの場合はポップン風にデフォルメされての登場となる。TV・アニメ、他社ゲームなどのライセンス楽曲(版権曲)の場合は、権利の関係で元のキャラクターをそのまま使用する事ができないため、既存のポップンキャラクター(主にミミやニャミ)が元作品の雰囲気に似せたイメージのコスプレでその楽曲を担当していることが多い。ただし、AC16からAC20までは版権曲は過去の既存キャラクターのアニメがそのまま再利用されるようになり、書き下されることはなくなっていた。ACSPからは一部の楽曲で描き下ろしの外部版権キャラクターがゲスト登場するようになった。ACラピストリアでは旧来の画風を「ポップンワールド」という位置付けにし、その平行世界に当たる「ラピストリア」という位置付けで新たなデザインを採用している。「ラピストリア」仕様ではハリアイ絵のデザインがこれまでのシリーズとは大きく変化し、ラピストリアで新たなデザインをされたキャラクターはもちろん、旧作で登場したキャラクターもラピストリア仕様のデザインで描かれたキャラクターがいる。ただし、ラピストリア仕様のデザインのキャラクターも「ポップンバトルの際には『ラピス』という宝石でポップンワールドに転移してから勝負する」という設定が与えられており、ゲーム内のアニメーションのみ旧来のシリーズ同様の画風になる。引き続き旧来のポップンワールド仕様のデザインで描かれラピスを持たないキャラクターも一部存在する。曲の担当キャラクターだけでなく、プレイヤーも自分の使うキャラクターを選択することができる。ただし、キャラポップ君やBATTLEモードでのオジャマが違う事などを除き、基本的にキャラクターによる性能差などの要素はは存在しない。また、隠し曲のキャラクターは該当する担当楽曲を解禁することで選択可能となる。キャラクターのカラー選択はAC1 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AC19まで隠しコマンドの操作によって可能であり、AC20以降はキャラクターセレクトが標準システムとなった。AC版におけるモード選択画面でのキャラ選択では、複数のシリーズに登場する同一キャラクターは、登場しているシリーズフォルダ毎に全カラーがまとめられており、フォルダ移動の手間が省けるようになっている。初代から受け継がれている「相手キャラクターの持つグルーブにどこまでついて行けるか」というダンスバトルを意識した設定があるため、上手なプレイをすると自キャラクターが踊ったり喜んだりなど成功のアクションを取り、反対に相手キャラクター(曲の担当キャラクター)は失敗のアクションをする事になる。逆に下手なプレイの場合は相手キャラクターが勝ち誇った動きを見せ、自キャラクターが失敗のアクションを取る。ただし、GB、携帯アプリ、Be-Mouseなどの作品では、画面サイズの関係でキャラクター枠を1人分しか表示できないため、曲の担当キャラクターがそのままプレイヤーキャラクターとなる。この他、一部シリーズのチュートリアルやミッキーチューンズなどでは例外的に、良いプレイをした場合に自分と相手のキャラクターが両側共に成功のアクションを取るようになっている。キャラクターや世界観についての大まかな設定はあるが(ポップンワールドの神「MZD」が毎回ポッパー達を招待しポップンパーティーを開催、人間たちの住む地球とメルヘン王国、ホワイトランドが別世界として存在する、など)、特に確固としたストーリーはない。各キャラクターの時代や出身地もバラバラで、それぞれの設定も基本的に数行の紹介文と「出身」「趣味」「好きなもの」「嫌いなもの」「誕生日(19から新たに設定)」だけの簡単な物となっている。また、通常の人間キャラクターに加え、動物や獣人、メカなど人間ではないキャラクターも多数存在する。タイトル画面に登場するミミ(ウサギ)とニャミ(ネコ)はゲームの案内役を務めるマスコット的存在であり、主人公ではない。AC1では「仲良しコンビのニャミとミミの手助けを受け(ビギナーモード)、音楽の世界を知りたいプロダンサーのマリィ(ノーマルモード)、自分の力を誇示したい自称音楽の王キング(ハードモード)の2人の夢をかなえるため、ライバル達に立ち向かい全てのビートを制覇する」という、モード別に設定されたデフォルトキャラクターを主役級キャラとしたバックストーリーも一応存在していた(ゲーム中では特に反映されていない)。しかしAC2では「前回のポップンバトルがいつの間にか楽しいパーティーで終わったため、ポップンマスターの招待によりポップンパーティーがまた開催されるようになった」という設定に変更され、AC9からは各モード毎のデフォルトキャラクターも廃止された。現在では特に主人公といえるキャラクターは見られず、キャラクター達が自由にポップンパーティーを楽しむような雰囲気になっている。ただし一部のシリーズではストーリー性が大きく強化されており、明確なメインキャラクターが存在している。PlayStation Portable版『pop'n music portable』シリーズではミミとニャミが主人公として神であるMZDの課した試練や依頼などをこなし、他のキャラクターたちと会話やポップンバトルを行うというものになっている。『pop'n music ラピストリア』では連動企画「つぎドカ!」で登場した烈・氷海・風雅・鈴花の4人がメインストーリー上の主要キャラクターとなっている。各キャラクターの個別設定は、過去には公式サイトや書籍などで何度か公開されている。また、AC19以降でプレイすると入手できるオリジナルトレーディングカード「ポップンミュージックカード」にもキャラクター毎の設定が記載されており、さらにこれまで一部のキャラクターしか公開されていなかった「誕生日」の設定も新たに追加された。各アクションの名称はCS版のCHARACTER GUIDEより。キャラクターによっては、一部のアクションで全く同じ物が使いまわされている場合もある。また、一部のキャラクターのアクションは中央のフィールドにはみ出し、落下中のポップくんに重なって隠してしまう、言わばセルフオジャマとも言えるような物もある。「ポップくん」とも表記される。『pop'n music』シリーズ全てに登場する、謎の丸い物体。2つの瞳を持ち、丸い体の中央に白いラインがある。ボタンの色に対応した赤・青・緑・黄・白の体色をした5種類が存在し、通常は画面中央の譜面に上部から降ってくる。白いラインが画面下部の判定ラインに重なるタイミングを狙って叩くと、タイミングに応じた判定が発生し得点が加算されていく。上手く叩けた場合は弾けて消滅し、叩けなかった場合は画面下部に落ちて消えていく。シリーズによって、オプションやオジャマなどで様々な亜種が登場し、「ビートポップ君(『beatmania』のオブジェのような板型)」「キャラポップ君(キャラクターの顔アイコン型)」「カエルポップ君(カエルのように目が飛び出ており、跳ねる)」「キングポップ君(オジャマなどで登場、王冠を被った巨大な赤ポップ君)」などのバリエーションがある。『アニメロ』シリーズではデザインが少し異なり、本家シリーズの「カエルポップ君」に近い形状となっていた。また、公式サイトにてポップ君それぞれのキャラクター設定が紹介されていた。『Best Hits!』や『pop'n対戦ぱずるだま』では、ゲーム中の司会進行役として赤ポップ君(声:すわひでお)と青ポップちゃん(声:Sana)が登場していた。ポップ君と良く似たオブジェクトとして、Xbox 360版『Beat'n Groovy』では「ビートン君」が、ニンテンドーDS版『うたっち』では「たっちぃ」が登場している。AC9から11までは「ポップンフレンド」というシステムが存在し、エントリーカードを使用してプレイすると突然キャラクターが訪ねてきて、隠し要素が一時解禁するというイベントがあった。キャラクター毎に属性が設定されており、それによって解禁される隠し要素が異なるというシステムであった。AC12から搭載されたNET対戦では各キャラクター毎に固有の短い台詞が用意された。これは携帯電話用のサイトでプレイヤーが独自のメッセージに編集する事も可能。また、NET対戦で人数が足りなかった場合、3人目にNPCとして部屋別に設定されたCOMの操るキャラクター達の中から誰かがランダムに乱入してくる。このモードを模したCS12以降の対戦モードではCOMキャラクター2体と対決する事になり、それぞれに「個性」というパラメータも設定されている。また、AC9・16・19、CSportableなどの作品では、イベントでのキャラクター遭遇時などに一部のキャラクターが台詞を喋るようになっているものもある。アーケード版のキャラクターセレクト画面では、家庭用ゲーム版が初出のキャラクターはその登場シリーズナンバーのフォルダではなく家庭用のフォルダに初出別に収められており、版権楽曲担当のコスプレ系キャラクターはTV&アニメカテゴリに存在する。家庭用版では基本的にそのシリーズの新キャラクターと、一部の旧キャラクターのみ使用可能となっている。複数のシリーズに登場している同一キャラクターは選択できる衣装全てがシリーズナンバーフォルダ毎にまとめられているため、キャラクター選択時に黄色ボタンを片方押していくだけで使用可能な全カラーが選択できる。以下では、楽曲の担当キャラクターまたはプレイヤーキャラクターとして初登場した作品ごとに、アルファベット表記、日本語表記の順で記述し、単体で登場していないサブキャラクターについては項目を設けないが、これらに該当しないゲームシステム上で単体で登場しているキャラクターは『その他のキャラクター』の項目に入れる。担当曲については最新のバージョンを元に記載し、後に担当キャラクターが変更された曲の変更前の担当については記載しないが、削除されたキャラクターについては例外。同ジャンル名の曲が複数存在する場合は、区別のため曲名も括弧内に併記するが、ACラピストリアの新曲および版権曲についてはジャンル名そのものが廃止となっているため、曲名をそのまま記載する。また、キャラクターの並び順はアルファベット順→50音順を原則とする。配色などの記述は特に注釈がない限り1Pカラーのものに準ずる。再登場の際に衣装や姿、設定、1Pカラーなどが大きく変更されているキャラクターも存在する。また、AC15以前の版権曲担当キャラクターには基本的に2Pカラーが存在せず、他のゲームからの移植曲の担当キャラクターにも2Pカラーが存在しない場合がある。以下、文中ではシリーズを以下のように表記する。「※」の付いたキャラクターおよび楽曲は、AC版最新作では選択できない。担当曲が4曲以上存在するキャラクターは初出順に3曲まで記載し、それ以降は省略する。ただし、版権曲はリンク記事があることを考慮し、別枠で全て掲載する。シリーズ曲や同じ曲のバージョン違いはまとめて1曲として数える。また、複数の曲で同一ジャンル名が使われている場合、区別のため()で曲名も併記する。例外として、『ひなビタ♪』のキャラクターについては担当曲全て掲載する。AC版でAC5のカテゴリにいるキャラクターのうち、『pop'n stage』が初出のキャラクターは#pop'n stageの節を参照。AC版でAC6のカテゴリにいるキャラクターのうち、『pop'n stage』が初出のキャラクターは#pop'n stageの節を参照。CS6で登場したキャラクターのうち、『pop'n stage』が初出のキャラクターは#pop'n stageの節を参照。AC版でAC8のカテゴリにいるキャラクターのうち、『pop'n stage』が初出のキャラクターは#pop'n stageの節を参照。AC版でAC10のカテゴリにいるキャラクターのうち、GB版が初出のキャラクターは#pop'n music GBの節を参照。『Best Hits!』が初出のキャラクターは#pop'n music Best Hits!の節を参照。この作品から新曲のジャンル名が廃止となっている。また、立ち絵イラストのみ絵柄がこれまでのポップンワールドと異なりラピストリア世界に準拠した新たな画風になっている。アーケード版『pop'n stage』シリーズ(以下ps)のキャラクターは、そのほとんどが本家AC・CSの各シリーズへ移植されている。AC版のキャラクターセレクトではそれぞれ、本家AC版に初移植された作品のカテゴリに存在している。AC版『ANIMELO』『-2号』、およびCS版『アニメーションメロディ』『-GB』にのみ登場し、本家ポップンシリーズには未登場。全て、ミッキーマウスなどディズニーの作品に登場するキャラクターとなっている。AC版『MICKEY TUNES』『-!』、およびCS版『DISNEY TUNES』『-GB』にのみ登場し、本家ポップンシリーズには未登場。プレイヤーキャラクター(左側)は自由選択できず、AC版ではミッキー(9ボタン時)またはミニー(5ボタン時)で常に固定されており、PS版では各曲に合わせてプレイヤーキャラクターが変化する(例として「トータリー・ミニー」ではプレイヤー側(左)がミニー、ライバル側(右)がプルート固定など)。GB版では画面サイズの関係上、右側に表示される担当キャラクターがそのままプレイヤーキャラクターとなる。キャラクターの名前表記はプレー中はカタカナになっており、楽曲選択時のみチケットにその楽曲の「ACTOR / ACTRESS」として名前の英字綴りが表示されている(下記ではカッコ内に記載)。GB出身のキャラクターは、AC版のキャラクターセレクトではAC10のカテゴリで選択できる。AC版ではAC10から登場。Xbox Live Arcade版『Beat'n Groovy』では登場するキャラクターが異なっている。本家ポップンシリーズには未登場。Wii版では、過去作品にも登場したポップンキャラクター達の他に、自分で作成したMiiをプレイヤーキャラクターとして使用することができる。また、プレイ中の背景にも、本体に登録されている他のMiiが登場する。ニンテンドーDS版『うたっち』の登場キャラクターは、そのほとんどが過去作品にも登場したポップンキャラクター達だが、メインキャラクター2名のみオリジナルキャラクターとなっている。どちらもプレイヤー専用キャラクターであり、キャンペーンモードでの担当曲はない。AC版ではAC20から登場。以下は、プレイヤーキャラクターとしてもライバルキャラクターとしても登場しないがゲームシステム上で単体で登場しているキャラクターである。
出典:wikipedia
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