飯山白龍太鼓(いいやまはくりゅうだいこ)は、神奈川県厚木市の郷土芸能。特に市内の飯山地区で盛んに行われており、小学生から社会人まで、幅広い世代の人達が参加している。「相模国飯山白龍太鼓保存会」(さがみのくにいいやまはくりゅうだいこ)が正式な名称である。会全体で約50人もの会員がおり、その中でも高校生以上の20人ほどからなる、大人連と呼ばれる団体が中心となり、会の運営にあたっている。相模平野に日照りが続き、それに困った農民が太鼓を打ち鳴らし、白山池に棲んでいると云われている白龍に雨乞いをし豊作を祈ったことが始まりといわれている。本来は、白龍にまつわる話を大きな紙芝居で披露してから演奏にあたるというのが、正しいといわれている。この白龍太鼓は、雨乞いをする村人の様子や天を駆け巡る白龍の様子を表す曲目を、ストーリーに沿って打ち鳴らすものである。他の地域では、リズムを繰り返したり、大勢で叩くなどの特徴が見られるが、白龍太鼓は他とは少し違う曲の構成がされている。一曲一曲にストーリー性があり、同じ曲を繰り返し聴いても飽きることが無く、何度でも楽しめる。中でも「乱れ打ち」というソロで太鼓を打つ曲は凄まじい迫力がある。ばちを巧みに回したり、スピード感溢れる速さで太鼓を打ち鳴らす姿には圧巻される。地域の自治会などのお祭りのような小さなものから、市を挙げて行う祭りまで、幅広く参加しており、近年では他県の太鼓祭り等にも参加し、日々の練習にもよりいっそう積極的に取り組んでいる。公演依頼などを、分け隔てなく積極的に引き受ける姿勢が、「文化の継承」という点でも高く評価されている。
出典:wikipedia
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