大分県立図書館(おおいたけんりつとしょかん)は、大分県大分市大字駄原587番地の1にある公立図書館である。蔵書数は約110万冊(2012年3月末)で九州の県立図書館の中で最大、年間貸出冊数(個人貸出)は約108万冊(2011年度)で全国第3位である。なお、2010年度の統計では、蔵書数は1,082,554冊、年間入館者数は570,382人、年間貸出冊数(個人貸出)は1,087,381冊。1995年2月に開館した現在の大分県立図書館の施設は、大分県立先哲資料館や大分県公文書館とともに、大分県大分市出身の建築家磯崎新の設計による複合文化施設豊の国情報ライブラリー(とよのくにじょうほうライブラリー)の一部となっている。また、1966年に開館した旧大分県立大分図書館の施設は、同じく磯崎新の設計によるもので、同年の日本建築学会賞を受賞しており、磯崎新の初期の代表作とされる。現在はアートプラザに改装され市民ギャラリー等として利用されている。本項では新旧の両大分県立図書館について説明する。現在の大分県立図書館は、旧大分県立図書館の建物が手狭になったことに伴い、大分市王子町の旧国立大分病院の跡地に建設され、1995年2月に開館した。建築作品としては、15m四方の吹き抜けの立方体である玄関ホールと、建物中央に位置し、68m四方の広大なスペースに7.5m間隔で100本の柱が林立し「百柱の間」と呼ばれる大閲覧室が特徴的である。1966年7月に開館。建築家磯崎新の代表作であり、同年の日本建築学会賞を受賞した。2003年にはDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選定。現在はアートプラザに改装され市民ギャラリー等として利用されている。外観は、外部に突き出る断面正方形の中空状の梁が特徴であり、この梁は図書館が成長可能であることを示している。一方、内部空間は、外光を用いた光による演出が巧みに取り入れられており、トップライトからの光が落ちるロビーから、閲覧室にはいると一転して水平窓から光が差し込む空間が現れる。
出典:wikipedia
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