片柳 鴻（かたやなぎ こう、1920年10月8日 - ）は、日本の教育者、芸術家。創美学園（現・学校法人片柳学園）の創立者、同学園理事長。1985年4月29日、藍綬褒章受章。株式会社東芝で勤務していたが、学生教育のため同社を退社し、1947年に創美学園を創立した。創美学園は、当初絵画と洋裁の教育を行う学校として2学科設立されたが、現在では大学や専門学校合わせて4つの教育機関を持つ片柳学園として運営されており、教育関係の経営者として成功している。1985年に藍綬褒章を賜った。2008年には学者や研究者を奨励する目的で設立された片柳コンピュータ科学賞への資金提供を行うなど、現在も理想の教育を目指し、そのために必要な教育環境の充実に務めている。戦争の経験者でもある。芸術に造詣が深いことで知られ、自身が運営している学園のキャンパス等を自ら設計している。また、東京工科大学片柳研究所完成記念式典で祝辞を述べた石原慎太郎と親しい。

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