『殺人を呼んだ本』(さつじんをよんだほん)は、赤川次郎の連作推理小説。1988年11月に双葉社から刊行された。1998年7月16日にはビクターインタラクティブソフトウェア(現マーベラスインタラクティブ)より「夜想曲」としてゲーム化された。元々は雑誌に連作ミステリーとして掲載されたものを、1冊の本にまとめたもの。図書館で働くことになった主人公の周りで起こる奇妙な事件を5つのエピソードで綴る。林の中にひっそりと佇む「私立野々宮図書館」。この図書館には富豪の野々宮氏が趣味で集めた大量の本が所蔵されている。主人公松永三記子はひょんなことからこの図書館の管理人として住み込みで働くことになる。しかし、この図書館にある本はただの本ではなく、殺人者が愛読していた本や首吊り自殺の踏み台に使われた本など、その全てが人間の死を見てきた本ばかり。三記子が本を手に取るたび、その本にまつわる奇妙な出来事が起こるのだった…。角川文庫版には副題が付けられているが、「私は図書館」と付いた版と「私の図書館」と付いた版の2種類が存在する。
出典:wikipedia
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