六郷駅(ろくごうえき)は、北海道(後志支庁)虻田郡倶知安町北4条東8丁目にあった日本国有鉄道(国鉄)胆振線の駅(廃駅)である。電報略号はロク。胆振線の廃線に伴い1986年(昭和61年)11月1日に廃駅となった。廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の南西側(倶知安方面に向かって左手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた。かつては相対式ホーム2面2線を有する列車交換可能な交換駅であった。使われなくなった1線は交換設備運用廃止後に線路、ホーム共に撤去されていた。無人駅となっていたが、有人駅時代の駅舎が残っていた。駅舎は構内の南西側に位置しホーム中央部分に接していた。無人化後は正面の事務室部分の窓は板材が打ち付けられ閉鎖されていた。開設時の住所が倶知安町6号線であったことに由来する。2001年(平成13年)時点では記念公園として整備され、第3種車止め付きのレールとホーム、駅名標が設置され、ホームに横付けする形で国鉄の旧型客車であるオハ46形オハ46 501とヨ6000形7900番台車掌車ヨ7913の2両が静態保存・展示されている。また9600形蒸気機関車9669の動輪も記念碑として展示されている。踏切警報機付きの踏切も再現されている。車輌はパークゴルフの休憩場に利用され、乗車可能である。駅舎は残っておらず、ホームは模擬である。2010年(平成22年)時点、2011年(平成23年)時点でも同様であった。胆振線沿線で唯一の記念施設である。尚、本当の駅の位置は公園の西側であり、ホームが雑草に埋もれているものの現存している。
出典:wikipedia
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