『スケバン刑事』(スケバンデカ)は、1985年4月11日から10月31日まで毎週木曜日19:30 - 20:00に、フジテレビ系で放送された日本の学園ドラマ。主演は斉藤由貴。和田慎二の漫画『スケバン刑事』を原作としたテレビドラマの第1作である。全24話とメイキング1話が放映された。漫画連載終了後の1985年に、打ち切りとなった前番組「TVオバケてれもんじゃ」と同じスタッフでテレビドラマ化された。当初は麻宮サキ役に宇沙美ゆかりが内定していたが、他の映画と撮影時期が重なったために宇沙美が降板したことで斉藤由貴が起用された。劇中ナレーションは10話までを川島千代子が担当し、11話以降は山口奈々が担当している。本作は原作第1部をベースにした作品だが、サキの父・俊也の殺害で服役している母・ナツがサキに冷たく当たる理由や原作に登場する妹・美幸の存在が削除されたため近親憎悪ではなく殺人の真相が海槌一族による冤罪であることや、神や沼、三平、暗闇指令などのサブキャラクター設定の変更、同じく海槌三姉妹の設定や原作では二人の妹は麗巳により殺されるのだが、ドラマでは逮捕・連行されるその末路の変更と細部についてはかなり違っているところもある。当初本作品のパイロット版にあたる第1話は小西通雄が監督する予定であったことがインタビューで明らかにされている。しかし小西が『宇宙刑事シャイダー』の追加分エピソードを急遽撮影しなければならなくなり、パイロット演出には当時不思議コメディーシリーズのメイン監督だった坂本太郎が急遽登板することになった。アクションは大野剣友会が担当している。当初はキワモノ番組として扱われ、原作ファンからも不評であったが、斉藤の容姿と役柄のギャップや特撮ヒーローを思わせる作風など独特の雰囲気が次第に好評を得て人気番組となった。。後に南野陽子や浅香唯主演の二作の続編が制作され、映画化もされた。また、フジテレビではシリーズ作品以外にも『少女コマンドーIZUMI』や『花のあすか組!』が制作され、他局でも『セーラー服反逆同盟』といった類似路線の作品が作られている。主題歌の「白い炎」は、シングル・ヴァージョンとアルバム・ヴァージョンがあり、ドラマではアルバム・ヴァージョンが使用されている。
出典:wikipedia
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