サッパーダ()は、イタリア共和国ヴェネト州ベッルーノ県にある、人口約1300人の基礎自治体(コムーネ)。ピアーヴェ川の源流があるアルプス山中の村で、夏季・冬季ともにリゾート地として知られる。この地域は、ドイツ語系の言語が話される言語島である。イタリア語以外の言語では以下の名称を持つ。ベッルーノ県北東部に位置するコムーネで、ヴェネト州、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の州境にあり、ケルンテン州(オーストリア)にもほど近い。ドロミティ山地の北東、カルニア地方とカドーレ地方の間に位置しており、歴史的にはフリウーリの一部とされてきた。隣接するコムーネは以下の通り。UDはウーディネ県所属を示す。アドリア海に注ぐピアーヴェ川の源流は、村域内のペラルバ山にある。ピアーヴェ川は東西に長い谷を形作っている。歴史的にはフリウーリの一部とされてきた土地で、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州(特別自治州)への編入を求める動きがある。イタリア共和国憲法によれば、特別自治州に隣接するコムーネは、特別自治州への編入を要望する権利が認められている。2007年7月、400人以上の署名を受け取ったコムーネ議会は、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州への編入(ウーディネ県に属することになる)を諮問する住民投票の実施を承認した。住民投票は2008年3月9日から10日にかけて実施され、有権者1199人中903人が投票(投票率75.3%)、編入賛成票が860票(95%)、反対票は41票であった。2009年3月18日、ウーディネ県の県議会議員は、サッパーダがウーディネ県に属することを支援する声明を出した。2010年に、コムーネは公式にフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州への編入を求めた。コムーネ議会はこれに基づき、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア特別自治州への編入を求めたのである。2010年9月、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州議会は、この要望を受理した。2014年1月8日、イタリア議会の地方問題に関する委員会は、サッパーダのフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州編入に肯定的な意見を出した。夏季・冬季ともにリゾート地として知られる。2007年には、が観光・もてなし・環境の面で優れた小規模な町村に認定する(オレンジの旗)を授与された。
出典:wikipedia
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