アラン・タム(譚 詠麟、Alan Tam)は、香港の歌手、俳優、実業家。香港芸能界・音楽界を代表するスーパースターである。1970年代に“アジアのビートルズ”と呼ばれ香港のみならず台湾・タイ・シンガポールなどでも人気のあったバンド・ウィナーズ(The Wynners)のボーカリストとして活躍していたが、同バンド解散(その後、ウィナーズは何度も再結成している)後ソロへ転向、1979年にファースト・ソロ・アルバム「反斗星」をリリース。1980年「愛到你發狂」、1981年「忘不了您」などのヒット曲でソロとしても順調なスタートを切り、1984年のアルバム「愛的根源」以降は香港男性歌手のトップとしていわゆる「ベストテン」などの賞の常連となる。日本音楽界との関わりもあり、1984年には谷村新司が提唱したアジアの音楽祭「PAX MUSICA」に参加、谷村やチョー・ヨンピルと共に東京での第一回PAX MUSICAのメインアクトを勤めた。この年には芹澤廣明作曲による日本語曲「夏の寒風」で日本デビューをしている。その後も、日本人作曲家によるオリジナル曲や、日本のヒット曲の広東語カバーなどをヒットさせている。1989年の第40回NHK紅白歌合戦には、その年の香港での大ヒット曲「愛念(ゴイニム)」で出場し、広東語・日本語歌詞混合で歌った。1980年代にはレスリー・チャン、アニタ・ムイ、サミュエル・ホイ、ビヨンドらと香港歌謡界を引っ張ってきたが、1987年に「賞レース不参加宣言」をする。背景には、特にレスリー・チャンとのトップ歌手争いや、彼らのファン同志の確執があったものと思われる。現在でも歌手活動を続けており、2014年12月現在119枚のアルバム(旧曲のみのベスト・アルバムは除く)を発表しており、またライブ活動にも積極的に取り組んでいる。ウィナーズ解散後に台湾で出演した1981年の映画『假如我是真的(英語題:If I Were For Real)』で金馬奨の主演男優賞を受賞。1980年代〜1990年代にかけて俳優としても活躍した。シリアスなドラマやアクション、コメディと幅広いジャンルをこなすが、「心優しい、お人好しの好青年」がはまり役。ジャッキー・チェンや早見優との共演作もあり、それらの主題歌もヒットした。また、親友であるエリック・ツァンとの名コンビぶりは大人気となり、数多くの映画を製作、共演している。
出典:wikipedia
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