『マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス』(Muv-Luv Alternative Total Eclipse)は、アダルトゲームメーカー「âge(アージュ)」から発売された、PC用恋愛シミュレーションゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』のスピンオフ企画として、テックジャイアンで連載される小説。およびそれを元にした漫画化作品やフィギュアなどのメディアミックス展開の事を指す。通称は、「トータル・イクリプス」「TE」。2012年7月から同年12月までテレビアニメが放送され、2013年5月には家庭用テレビゲームが発売された。アニメについては#テレビアニメ、ゲームについては#コンシューマゲームを参照。2006年2月24日に発売されたPCゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』の人気を受けて、アージュ・ボークス・ホビージャパン・エンターブレイン(テックジャイアン編集部)の4社が合同で立ち上げたプロジェクトで、立体造型によるジオラマ写真と小説、イラストなどによって構成される本編のサイドストーリー。テックジャイアン2007年2月号から連載が開始され、2009年12月号で第1部の最終回を迎えている。2007年8月31日に発売された『マブラヴ オルタネイティヴ』のファンディスクである『マブラヴ ALTERED FABLE(オルタード フェイブル)』に第壱話・第弐話がビジュアルノベル形式で収録されている。『マブラヴ オルタネイティヴ』本編が開始される2001年10月22日、物語はその約11か月前から始まる。アラスカの国連軍ユーコン基地で進められている先進戦術機技術開発計画(プロミネンス計画)実験部隊を舞台に、各国のテストパイロットやメカニックたちによる熱き戦いの物語が描かれる。国連軍がアラスカにあるユーコン基地で進めている、各国間の情報・技術交換を主目的とした国際共同計画で、通称「プロミネンス計画」。外国からの新技術流入によるブレイクスルー、設計思想の硬化防止、世界的な技術水準の向上などのメリットがある一方、水面下では外国への情報流出・機密漏洩の危険性、対BETA戦後を睨んだ参加国の政治的介入や、利益獲得を優先させる企業同士の妨害工作などのデメリットも生じており、国連が掲げる「東西陣営の協調」「人類の大団結」という理想にはほど遠い。また、計画章には太陽と人類初の戦術機・F-4のシルエットをモチーフにしたデザインが採用されている。詳細は、マブラヴ オルタネイティヴ#戦術機を参照。この他、設定上ではスウェーデン軍のJAS-39グリペン、オーストラリア軍のF/A18スーパーホーネット改などの機体もプロミネンス計画の元でテストが行われているとされる。エンターブレインのファミ通文庫より出版されている。著:吉宗鋼紀、原作:アージュ、挿絵:唯々月たすく(1-4巻まで)・宮田蒼(1-5巻まで)・ixtl(6巻)マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス 『月刊コミック電撃大王』にて『マブラヴ オルタネイティヴ』本編と並行して連載。全編をコミック化すると少なくとも5年の長期となり作画担当者が本作以外の仕事ができなくなるという観点から、ストーリーの節目ごとに作画が交代する3部構成の予定となっている。作者はイシガキタカシ。2009年9月号から2011年11月号にかけて連載。作者はROHGUN。2012年7月号から2016年7月号にかけて連載。綱島志朗によるコミカライズ。電撃マブラヴ1~3に連載。京都攻防戦を描いたコミカライズで、漫画版第1部の前日譚的内容。同じスピンオフ企画でホビージャパンの連載されている『TSFIA』と合同。編集:TECH GIAN編集部MUV-LUV ALTERNATIVE TSF CROSS OPERATION『トータル・イクリプス』&『TSFIA』総集編『トータル・イクリプス』のタイトル(タイトルロゴの英題は原作と同じく『"Muv-Luv Alternative TOTAL ECLIPSE"』)で、2012年7月1日から同年12月23日まで、テレビ東京・AT-Xほかにて放送された。また、テレビ東京では本放送に並行する形で別枠での再放送も実施されていた。企画開始から放送開始までには1年間が費やされた。それを受けて制作された第1話と第2話は、原作を知らない人へ世界観を説明する、テレビアニメ版オリジナルのプロローグとなっている。シリーズの特徴である残虐シーンも盛り込まれているが、テレビ放送では真っ黒に塗りつぶされている。これらはセルビデオ版で解禁されており、BETAに食い引きちぎられる登場人物等が明確に描かれているが、それでも残虐すぎる一部のシーンは真っ黒に塗りつぶされている。なお、テレビアニメ版では原作の一部エピソードがカット、キャラクターの台詞も変更され、ブルーフラッグ編では原作で対戦した組み合わせが変更されたり違った描写が盛り込まれている。第14話と第15話の間の週には、特別番組『トータル・イクリプス アナライズSP』が放送された(ニコニコ動画では未配信)。出演は増田英彦、山田ルイ53世、中原麻衣、生天目仁美、吉宗鋼紀。また、等身大サイズの着ぐるみで光線級BETAが登場した(この着ぐるみは本編放送中のTVCMにも登場している)。第19話と第20話の間の週には、総集編『トータル・イクリプス クライマックス直前SP』が放送された。ナレーションは本井えみ。2013年2月11日には、日本武道館で昼の部としてBD・DVD購入者特典の抽選による無料イベントを、夜の部として有料ライブイベント『TE MEMORIAL NIGHT 2013 powered by MUV-LUV』をそれぞれ開催予定であった。しかし、昼の部は開催されたものの夜の部は諸般の事情により開催延期となった。その後、同年6月22日には品川ステラボールで、開催延期となっていた『TE MEMORIAL NIGHT 2013 powered by MUV-LUV』が開催された。MAGES.のゲームブランド・5pb.Gamesより、PS3・Xbox 360用AVGソフトとして2013年5月16日に発売。アニメ版の声優が声を担当し、アニメ用のオリジナルキャラクターも多数登場する。ストーリーは中盤までは概ねアニメ版を含む原典に準じたものになり、以降は本来構想していた「その先のストーリー」を描く。レーティング対象は前2作のD区分(17歳以上対象)からC区分(15歳以上対象)に引き下げられた。限定版としてドラマCD、資料集、ChaosTCGPRカード、光線級イヤホンジャックが付属。トロフィー・実績解除に対応。前2作と異なり、大きなシナリオの分岐は存在せず、選択肢によって会話の内容や観賞できるCGが多少変化する程度である。
出典:wikipedia
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