ヨハン・ゼバスティアン・バッハのフランス組曲BWV812-817はケーテンで過ごした1722年頃の作品群。鍵盤楽器のための6つの組曲であり、比較的演奏は容易。イギリス組曲が短調作品が多く、演奏も技術が求められ、峻厳な曲想であるのと好一対をなしている。この時期先妻を亡くし、15歳下のアンナ・マグダレーナ・ヴィルケと再婚している。創作の意欲も衰えがなく、本作をはじめ多くの鍵盤楽器曲が残されている。ニ短調。グレン・グールドのCD録音では、メヌエットⅡの繰り返しで1オクターブ上げたり左手スタッカートを効かせたりする演出が行われており、特別の演奏効果をもたらしている。ハ短調。ロ短調。「メヌエット」は1989年に任天堂から発売されたゲームボーイ版「テトリス」のBGMとして使用されたことでも知られている。変ホ長調。ト長調。曲中ではBWV817とならび有名。穏やかなアルマンドは巧みに3度の和声を織り込んでいる。クーラントは華やかな下降音階を中心とするもの。ブーレは6度の和音が美しい。終曲は快速な三連符の無窮動。ホ長調。規模の大きい明朗な曲。アルマンドは活発なアルペジョ。ポロネーズを入れている点が注目される。
出典:wikipedia
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