岡山市立岡山後楽館中学校・高等学校(おかやましりつ おかやまこうらくかんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、岡山県岡山市北区天神町にある公立中高一貫校。1999年に岡山市立岡山商業高等学校、岡山市立岡山工業高等学校の定時制高等学校を統合し、設立された。日本三名園の1つである後楽園(こうらくえん)と所在自治体名である岡山(おかやま)から。校章は後楽館・後楽園の頭文字、「K」を基調とし、岡山の名産品「白桃」の形をイメージしている。前述とおり、市町村立(公立学校)としては日本で最初の中高一貫教育校であり、文部科学省の研究開発学校の指定を受けたこともあり、全国的にも名前が知られている。授業については、前期・後期の2学期制を導入している。区切りは10月第2週である。
高等部の授業は、単位制・定時制(2012年度入学生より全日制に移行)を導入しており、半期ごとに単位認定を行い前期の卒業式もある総合学科である。そのため、授業の形態はフレックス制の大学と非常によく似ている。唯一の違いは、大学には中間考査はないが、後楽館には中間考査があることくらいとされる。学校全体では細かな校則はなく、「社会のルールとマナー」を校則として掲げているのも特徴。したがって中高ともに制服・生徒手帳は存在しない。正装は社会人同様スーツである。中高一貫教育校らしく、中学生と高校生の繋がりを大切にしており、入学式、文化祭、体育祭、芸術鑑賞会などの大型行事は、中高合同の行事として行われる。文化祭は各校舎で行われるが、入学式と後期卒業式(前期卒業式は天神校舎)は岡山シンフォニーホールで、体育祭は岡山ドームで行っている。ボランティア活動が盛んな学校で、表彰されることもある。また、バレーボール部が全国大会へ出場、優勝するなど部活動にも力を入れている。また、吹奏楽部は全日本吹奏楽コンクール中国大会で2008年から三年連続金賞を受賞する強豪校となっている。中等部の場合は、岡山市内の小学6年生が対象となる。選抜方法は「入学試験・面接」となっている。高等部の場合は、後楽館中学校在学の3年生(内進生)と岡山県内在住者(外進生)が対象となる。選抜方法は「無試験(内進生)」、「校長推薦入試(外進生・現役中学生のみ/第一期セレクション)」、「自己推薦入試(外進生・校長推薦で落ちた人と現役中学生以外/第二期セレクション)」のいずれかとなっている。中等部は80人、高等部は内進生80人・外進生80人の計160人を基準として、生徒をとっている。そのため、倍率が高めになってしまうことが多い。特に部活動が全国優勝したときなどは、3倍を超える倍率になることもある。2008年度より入試の形式が変わり、一般の県立高校などと同じくペーパーテストを実施するようになった。
出典:wikipedia
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