ローレンス・グレン・ホープ・"ラリー"・レインズ（Lawrence Glenn Hope "Larry" Raines , 1930年3月9日 - 1978年1月28日）は、アメリカ合衆国ウェストバージニア州出身の元プロ野球選手（内野手）。通称「黒い稲妻」「黒いハヤブサ」。、23歳の時に来日し、阪急ブレーブスに入団。走・攻・守の三拍子が揃っており、同年は61盗塁を記録し、盗塁王のタイトルを獲得し、開幕戦から20試合連続で安打を放った。翌には打率.337を記録し、首位打者のタイトルを獲得し、遊撃手としてベストナインも獲得する。同年オフ、メジャーリーグに挑戦するため阪急を退団。翌にクリーブランド・インディアンスと契約。にメジャー初昇格し、1番打者として活躍した。しかし、は開幕からマイナースタートとなり、メジャーでの出場は9月の7試合に終わった。以降はメジャーに昇格することは無かった。に再来日し、再び阪急でプレーした。だが、以前日本でプレーしていた時のような成績は残せず、同年限りで解雇された。なお、再入団時に必要な書類や代理人の手紙などは、すべて本人による偽造であったことが発覚している。現在に至るまで、外国人選手で盗塁王となっているのはレインズとロベルト・バルボンの2人のみである。いずれも記録したのは阪急在籍時となっている。

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