吉田 勝豊（よしだ かつとよ、1935年3月21日 - 2016年3月9日）は、佐賀県武雄市出身の元プロ野球選手（外野手）・コーチ。武雄高校から日鉄二瀬へ入社すると、の都市対抗に4番打者として出場。1回戦で本塁打を放ち富士鉄室蘭を降すが、2回戦で日本コロムビアに9回サヨナラ負け。チームメートには古葉竹識、江藤慎一、井洋雄らがいた。に東映フライヤーズへ入団すると、1年目から左翼手として100試合以上に出場。その後は中堅手、一塁手もこなし、にはリーグ8位となる打率.298をマーク。には打率.306で初の打率3割に到達し、球団初のリーグ優勝・日本一に貢献。阪神との日本シリーズでは村山実、小山正明から本塁打を放つ。外野手としてベストナインも受賞した。西鉄戦に強く、稲尾和久キラーでもあった。に安藤元博・石原碩夫ー池沢義行・山崎正之・坂崎一彦との交換トレードで、読売ジャイアンツへ移籍。1年目はレギュラー中堅手として5番あるいは6番打者を任され、3度目のオールスターゲームにも出場した。からは柴田勲の台頭もあって出場機会が激減、に益田昭雄ー井上善夫との交換トレードで西鉄ライオンズへ移籍。翌に現役引退。その後は金田正一監督の下、ロッテオリオンズでヘッドコーチ（）・一軍外野守備兼打撃コーチ（ - ）・二軍コーチ（）・一軍コーチ（）を歴任し、1974年のリーグ優勝・日本一に貢献。3月9日、肺炎のため東京都内の病院で死去。。

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