『さくらシュトラッセ』("Sakura Strasse")は、2008年1月25日にぱれっとより発売された18歳未満購入禁止のパソコン用ゲームソフト(アダルトゲーム)、および作品の舞台となる架空の地名。略称は『さくラッセ』。ファンディスク『さくらんぼシュトラッセ』が2008年8月29日に発売(同月開催の「コミックマーケット74」にて先行販売)。2007年4月21日に、ぱれっと公式ウェブサイトとエンターブレイン刊行の月刊アダルトゲーム雑誌「TECH GIAN」6月号付録小冊子にて初公開された。同年8月17日の「コミックマーケット72」では、ぱれっとブースにて登場キャラクターの描かれたバスタオルやタンブラー、テレカ下敷きセットが販売され、購入者には「さくらシュトラッセ ぱれ本 特別号」と「各キャラクタースティックポスター」が配布された。同年12月29日の「コミックマーケット73」では72とは異なるバスタオル、タンブラーが出展された。ぱれっとの第7作目にあたる作品であり、制作スタッフは第5作『もしも明日が晴れならば』(もしらば)と同一(原画:くすくす、シナリオ:NYAON、音楽:樋口秀樹、BURTON)。ただし、第6作『えむぴぃ』の原画を描いたたまひよも一部イラストを担当している。『もしも明日が晴れならば』は重くシリアスな内容だったのに対し、本作は明るいコメディ風の作品である。「さくらシュトラッセ」と呼ばれる通り沿いにある洋食レストラン「かもめ亭」を舞台としたファンタジー系恋愛アドベンチャーゲームで主要なヒロインの数は4人。なお、全ヒロインエンドをクリアすると、タイトル画面が変わり、さらにおまけとして「全キャラの立ち絵ギャラリー」と「メインヒロイン4人+クラウディア・クリスの声優フリートーク」を観賞できる。また、本作品のビジュアルファンブックがイベントにて発売された。Strasseはドイツ語で「道、通り、街路」を表す語で英語のstreet(ストリート)に相当する。ただし発音は正確には「シュトラッセ」ではなく「シュトラーセ」が近い。また、タイトルロゴマークの下部に書かれているEine Liebesgeschichte in "Sakura Strasse"(アイネ・リーベスゲシヒテ・イン・サクラ・シュトラーセ)は和訳すると「さくら通りの恋物語」となる。なお、この表示は発表当初Eine Liebegeschichte in "Sakura Straße"となっていた。(Liebesgeschichte「恋物語、恋愛話」の語中のsが足りず、Strasseがßを用いたドイツ語本来のStraßeという綴り。)予約特典としてゲーム中の音楽を収録したサウンドトラックが付属され、メーカー公式ウェブサイトでの通信販売特典としては、ラジオ番組「ほめられてのびるらじおPP」さくらシュトラッセ特別編を収録したCDが付属。また、ソフマップとメッセサンオーではそれぞれ登場ヒロインの「マリー」「ルゥリィ」が描かれたベッドシーツが付属された。ある港街の片隅にある小さな商店街に「さくらシュトラッセ」と呼ばれる通りがあった。その通りの一角にある洋食屋「かもめ亭」の長男として生まれ育った少年「綾瀬春美」は、ここ1年ほど親元から離れ、遠くの街で働きながら1人暮らしをしていた。しかし、父が他界した後1人で店を切り盛りしていた母親が倒れる。幸い命に別状はないものの、暫くの間は入院生活をつづけなければならなくなる。柱を失った「かもめ亭」を守るため、春美は3代目オーナーシェフとして出発することを決意する。しかし、料理人として未熟な彼ではお客様の満足を得ることはできなかった。努力を重ねたものの、一向に状況が改善しない春美の前にドイツ人の女の子、マリーが現れる。一生懸命で、気立てが良くて、料理が上手だったが、実は彼女は魔女だった。Disc2-01「Rat-a-tat」のアレンジバージョン「Rat-a-tat 〜Instrumental〜」が2008年4月14日より、Disc2-15「月明かりの庭で」のアレンジバージョン「月明かりの庭で 〜Ethnic Arrangement Ver〜」が5月19日より、Disc1-11「夕暮れの時間」のアレンジバージョン「夕暮れの時間 〜Dance Arrangement Ver〜」が6月16日より、Disc1-05「魔女の使い魔」のアレンジバージョン「魔女の使い魔 〜Piano Arrangement Ver〜」が7月7日より公式ウェブサイトにてダウンロード配布されている。以上全て、原画くすくす、シナリオNYAONによる作品。『さくらシュトラッセ』作中に登場する「美園駅」には『もしも明日が晴れならば』劇場版を広告する看板が飾られている。また、春美の自宅テレビにも同作品のイベントCGを表示するシーンがある。
出典:wikipedia
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