お練り祭り(おねりまつり)は長野県飯田市で行われる祭り。諏訪大社の御柱祭と同じ寅と申の年の3月下旬に開催される。御柱祭は諏訪大社の式年大祭として有名だが、飯田市にある諏訪神社「外県 大宮諏訪神社」(そとあがた おおみやすわじんじゃ)では神輿をかつぐ祭が行われている。「お練り祭り」はこれにあわせて行われるもので、大宮諏訪神社の祭と直接関係するものではなく、御柱祭と比較して知名度は低い。しかし、地元にとっては大きな祭りであり、飯田・下伊那出身の人間が一堂に集う機会の一つである。現在、お練り祭りは外県大宮諏訪神社と飯田商工会議所を中心とした「奉賛会」の主催で開催されている。お練り祭りには毎回、飯田・下伊那の数十の団体が参加する。出し物としては獅子舞や和太鼓などが挙げられるが、メインのイベントは東野地区(6地区)の「東野大獅子」と橋南地区・本町三丁目の「大名行列」である。「東野大獅子」の獅子頭は日本で最も大きいといわれており、幌をつけた頭の重さは30kgにもなる。胴体は木枠に車が付いたものに布がかぶせられ、中には数人~十数人の楽団員が入って演奏をする。獅子を連れる役(宇天王)もいる。獅子舞は「所望(しょもう)」をし、祝儀を出すスポンサーの店(家)の前などを中心に舞を行う。獅子頭を持つ役は大変ハードで、一回の舞中に何回か持ち手を入れ替える。近年は外国人による参加も見られるようになった。
出典:wikipedia
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