プワ郡とはタイ北部・ナーン県にある郡(アムプー)である。プワは歴史書などではワラナコーン () とも呼ばれる。これは「偉大な街」という意味である。プワ郡は現在のナーン県に存在したカーオ王国の首都でありムアン・プアと呼ばれていた。『ナーン年代記』によればプーカー王の息子、チャオ・クンフォーンが街を建立したとされる。このときの市街地は現在の市街地と同じ場所にある者と考えられているが、一方で、考古学者のソムチェート・ウィモンカセームの様に、ワット・プラタートベンサカット付近にあったという説を唱える人物もいる。しかし13世紀後半ごろ、パヤオのガムムアンの攻撃を受けて王国自体が弱体化した。ムアン・プワの王、クラーンムアンは1359年南進を開始し、現在のナーン県南部の掌握し、スコータイ王朝との関係を強めた。1368年にはカーオ王国は首都をナーンに移し、ムアン・プワの都市としての重要性は低下した。ナーン川上流の支流であるプワ川が市内の水源である。東はドーイ・プーカーと呼ばれる山地であり、広大な森林地帯が広がる。この森林地帯にドーイ・プーカー国立公園がありタイ国内で最大の面積を持つ国立公園となっている。国道1080号線が南北に走っており、北はラオス・サイニャブーリー県グン郡に通じ、南はナーンに続いている。郡内の主要な産業は農業でほとんどが米や、家畜用のトウモロコシを生産している。郡には12のタムボンが存在しその下位に104の村(ムーバーン)が存在する。郡にはテーサバーンタムボン・プワ(タムボン自治体)がおかれており、タムボン・プワ全体と、タムボン・チャイワッタナーとタムボン・ワラナコーンの一部で展開する。また、郡内には11のタムボン行政体(オンカーンボーリハーンスワンタムボン)が設置されている。なお、以下のタムボンで欠番のものは郡から分離し、現在ボークルア郡となっているタムボンである。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。